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■ 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 2-4 問題用紙3「手がかり再生」の準備

2019-07-19 12:03:00 | 高齢者運転免許更新体験記

 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 2-4 問題用紙3「手がかり再生」の準備

 

 70歳を超えますと運転免許証の更新方法が異なり、高齢者に時間講習を受講しないと免許更新ができなくなりました。

 近年、ブレーキとアクセルを踏み違えたり、高速道路を逆走したりと、高齢者による交通事故が急増しています。その防止策の一環として、75歳以上には認知機能検査と講習が3年毎に義務づけられました。

 認知症検査に合格する自信がないので、免許を返納しようかと迷っている人、実は私もそうでした。でも、自信を持っていえることは、事前準備をしておけば、心配するほどのことはないという、体験談をご紹介します。

 東京都における75歳以上の高齢者の場合を例に、自分の経験をもとにまとめてみましたので、ご参考にして下さると幸いです。

【これまで】

 1 高齢者の運転免許更新の流れ

  1)認知機能検査の受検

  2)高齢者講習受講

  3)更新手続き

 2 認知機能検査とは

  1)受付 認知機能検査はこの時点で始まっている

  2)認知機能検査検査用紙の記入

  3)問題用紙1 「時間の見当識」検査

 認知機能検査とは

 記述のように、運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上の人は、まず認知機能検査を受けなければなりません。

 認知機能検査とは、記憶力や判断力を測定する検査です。

 前回は、認知機能検査の検査用紙の記入についてお話しました。

 

4)問題用紙3「手がかり再生」の準備

 

 問題用紙3は、「手がかり再生」検査です。その検査は、16枚のイラストをどれだけ記憶しているのかという、記憶再生の検査です。

 

 プロジェクターから、イラストが投影されます。そのイラストについて、検査員が簡単な説明をします。そのイラストが何のイラストであるのかを記憶します。しかし、検査は、次の問題用紙2による検査の後に行われます。

 

 16枚のイラストを覚えるのは至難の業です。

 

 ひとつのイラストは10秒くらい表示されますので、イラストとしてひとつひとつを覚えるのではなく、イラストに関連付けて物語を自分で作って覚えますと、回答するときに思い出しやすいです。

 

 たとえば、「機関銃」「琴」「目」・・・というようにイラストが表示されたら、次のようなストーリーを作ります。

 

  平和な時代に機関銃

  その機関銃の音を琴で演奏

  演奏は耳でなくて目で聴く

 

 このようにしますと、16枚のイラストを思い出しやすくしてくれます。これは、記憶力テストで優秀な成績を収めている人が行う「ストーリー化記憶法」という記憶術です。

 

 回答は、イラストが表示される順番に記述する必要はありませんが、この方法を採用しますと、自然と表示順に回答できます。

 

 この方法の最大の欠点は、ストーリーを思い出すときに、どこかで引っかかってしまいますと、後が続かなくなってしまうことです。

 

 思い出せなくなった時点で、焦りは禁物です。「他にどんなイラストがあったかな」というように気持ちを切り替えると意外とポツンポツンと思い出せます。それを契機にストーリーに結び付けますと、続きを回答できるようになるでしょう。

 

 このまま、すぐに再生の検査をしてくれるとありがたいのですが、それを邪魔するのが、次の問題用紙2の検査です。

 

■ もくじ

 

1.高齢者の運転免許更新のながれ

2.認知機能検査とは

3.認知機能検査の判定

4.運転適性検査と座学

5.まとめ

 

 

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