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【カシャリ!一人旅】 福井県 永平寺 曹洞宗大本山 そのすべて

2022-06-19 14:33:32 | 【カシャリ!ひとり旅】 北陸

 

  【カシャリ!一人旅】 福井県 永平寺 曹洞宗大本山 そのすべて

 

    

思い立ったらカシャリ!

 

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいようにと考え、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

 

 福井県 永平寺
   https://daihonzan-eiheiji.com/
http://zen-eiheiji.jp/
 関連資料

 永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の仏教寺院です。神奈川県横浜市鶴見にある總持寺と並ぶ、日本曹洞宗の中心寺院(大本山)です。

 山号を吉祥山と称し、開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏です。寺紋は久我山竜胆紋(久我竜胆紋・久我竜胆車紋)です。

 初め、越前国の波多野義重(はたのよししげ)の勧めにより、義重の領地である越前国志比庄(しひのしょう)に移り、大佛寺を建立しました。

 1244年(寛元2年)、道元禅師が47才の時に開祖として永平寺と改められた坐禅修行の道場です。道元禅師は修行僧を指導し、修行僧が守るべき規則となる清規(しんぎ)を定めていて、現在も当時のまま、その修行生活が続けられています。 

 13世紀後半、懐弉禅師の頃、弟子義介禅師(ぎかいぜんじ)を宋へ送り、中国五山を見学させ、今日の七堂伽藍の基本が整えられ、永平寺の基盤が築かれたのです。山門、仏殿、法堂(はっとう)、大庫裡(くり)、僧堂、浴室、東司(とうす)の七つの堂が揃った七堂伽藍が立ち並んでいるのです。


 
 
 
 参考資料
参  道

 


■ 瑠璃聖宝閣 るりしょうぼうかく
 2002年(平成14年)、道元禅師750回大遠忌の記念事業の一つとして改築した展示場と収蔵庫を兼ねた宝物館です。なかでも「普勧坐禅儀(ふかんぜんぎ)」は、道元禅師が宋での修業を終えて帰国後に禅の奥儀を記した書で、禅師が自ら書いたものと伝えられ、国宝に指定されています。その他にも重要文化財や書・絵画・書籍・器物など永平寺に伝わる宝物数千点、古文書など貴重な収蔵品が多数収められています。

■ 傘松閣 さんしょうかく
 道元禅師の750回大遠忌の記念事業の一環として、1993年(平成5年)から2年の歳月をかけて再建されました。1階は参拝の方々のための控室や研修・宿泊のための部屋となっています。2階は156畳敷きの大広間で、1930年(昭和5年)建築当時の天井絵を修復し、はめこんでいます。この大広間は別名「天井絵の大広間」と呼ばれ、花や鳥などを描いた230枚の絵は、昭和5年当時の著名な画家144名によるものです。

■ 祠堂殿・舎利殿しどうでん・しゃりでん
 祠堂殿は一般の方々の納骨や供養などの法要を行う殿堂です。1930年(昭和5年)に新築され、堂内には全国の信者から納められた位牌が安置されています。
 舎利殿は祠堂殿の奥にある納骨堂で、1863年(文久3年)に改築されました。建物は寄棟造りで、中央には「地蔵菩薩」が祀られています。

■ 東司 とうす
 一般にいうお手洗いです。禅宗では三黙道場の一つでもあり、正面には「烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)」を祀っています。道元禅師は身も心も清らかにする作法を示されるとともに、国土の清浄までお示しになっています。

■ 鐘楼堂 しょうろうどう
 鐘楼堂とは鐘撞き堂のことです。1963年(昭和38年)に改築され、除夜の鐘で有名な大梵鐘が吊るされています。大梵鐘の重さは約5トン。朝・昼・夕方・夜の4回、修行僧が鐘を撞いています。一撞きごとにお拝をして撞かれる梵鐘の音は深く響き、心に清らかな安らぎを与えてくれます。

■ 僧堂 そうどう
 僧堂は修行の根本となる堂です。「雲堂」「坐禅堂」とも呼ばれ、この建物で、坐禅・食事・就寝を行います。浴室、東司(お手洗い)と並ぶ三黙道場の一つで、約82人が就寝でき、164名もの雲水が坐禅修行をすることができます。堂内中央には智慧の象徴である文殊菩薩を安置し、そのまわりに坐禅のできる「単」と呼ばれる席が設けられています。なお、現在の建物は、1902年(明治35年)の改築されたものです。

■ 承陽殿 じょうようでん
 道元禅師の御真廟、いわばお墓にあたり、1881年(明治14年)に改装されました。日本曹洞宗の発祥の根源であり、曹洞宗の聖地ともいえる場所です。奥の本殿は1981年(昭和56年)に改修されたもので、中央に御開山道元禅師の御尊像と御霊骨を安置し、左右に2代から5世までの御尊像を祀っています。階段下の拝殿には6世以降の永平寺歴代住職の位牌、左側には永平寺の開基波多野義重公の御尊像や道元禅師生家である久我家の位牌、全国の曹洞宗寺院住職の位牌などが祀られています。

■ 法堂 はっとう
 1843年(天保14年)に改築された禅師様の説法の道場です。一般の寺院でいうと本堂にあたり、朝のお勤めなどの各種法要がこの建物で行われます。380畳敷の堂内は、中央に本尊「聖観世音菩薩」をお祀りし、階段の左右には阿吽の白獅子が置かれています。七堂伽藍の最も高いところに位置し、四季折々の美しい景色が眺められます。

■ 仏殿 ぶつでん
 七堂伽藍の中心に当たる建物です。1902年(明治35年)の改築で、屋根は中国宋時代様式の二重屋根に、床は石畳となり、建築美が際立つ伽藍となっています。須弥壇(しゅみだん)と呼ばれる壇の中央には本尊の釈迦牟尼仏(お釈迦様)が祭られ、右に未来弥勒仏、左側に過去阿弥陀仏の三世如来を祀っています。欄間には禅宗の逸話が図案化された十二枚の彫刻がはめこまれています。

■ 大庫院 だいくいん
 一般の寺院でいう庫裡(くり)に当たる建物です。1930年(昭和5年)に改築され、1階には修行僧や参籠者の三度の食事を作る「典座寮」と呼ばれる台所があります。道元禅師は食事の作法を尊んでおられ、その精神に準じて食事が作られています。
玄関正面には足の早いことで有名な守護神「韋駄尊天」を祀っています。庫院前に掛けられた「擂粉木(すりこぎ)」は、永平寺の名物として知られています。
2階は来賓接待の間、3階は和室の150畳敷の「菩提座」と呼ばれる大広間となっており、多人数の宿泊から上膳(あげぜん)、時には法話、講義も行われます。

■ 山門 さんもん
 1749年(寛延2年)8月に再建された永平寺最古の建物です。修行僧が正式に入門する際に通る永平寺の玄関に当たり、正面の両側には「ここより先は厳しい出家修行の道場であり、求道心の在る者のみ門をくぐることが許される」という意味の言葉が記されています。中国唐時代様式の楼閣門で、両側には仏教の守護神である四天王を祀り、上部には吉祥山永平寺の命名の由来である「吉祥の額」、2階には五百羅漢(ごひゃくらかん)が安置されています。

■ 浴室 よくしつ
 一般でいうお風呂場にあたります。浴室には水により悟りを開いたといわれる「跋陀婆羅菩薩(ばつだばらぼさつ)」を祀っています。三黙道場の一つで、水を大切に使い、身も心も清めるための大切な修行であるという考えのもと、入浴は作法に従って厳粛に行われます。禅宗では月のうち、四と九の付く日(四九日、しくにち)が入浴日と定められています。その他、夏場などには淋汗(りんかん)と称して沐浴が許されています。
 

 

   永平寺の写真は、以下のサイトでもご覧いただけます。

  永平寺 ←クリック

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/fukui/fukui-eiheiji.htm
 


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