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■【今日は何の日】 8月30日 ■ 冒険家の日 太平洋単独横断の堀江謙一氏 ■ マッカーサー進駐記念日

2024-08-30 00:03:00 | 【今日は何の日08月】

 

  【今日は何の日】 8月30日 ■ 冒険家の日 太平洋単独横断の堀江謙一氏 ■ マッカーサー進駐記念日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

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■ 冒険家の日


 8月30日は、冒険家で知られる植村直巳氏が1970年にデナリ(旧マッキンリー)に単独登頂した日です。1989年の同日、マーメイド号という小型ヨットで太平洋を単独横断した堀江謙一氏が、今度は太平洋単独往復した日でもあります。


 それらを記念して、「冒険家の日」が制定されました。

 世界的な冒険家の植村直己さんが1984年に、アメリカ・アラスカ州にある北米最高峰で消息を絶たれました。
「マッキンリー」という名峰名をご記憶の方は多いでしょう。ホワイトハウスは、2015年8月30日に、その名称を、先住民族が古くから呼んできました「デナリ」に変更することを発表しました。アラスカ先住民族の言葉で「偉大なもの」という意味ですので、標高6194メートルという堂々たる名峰にふさわしい名前になったといえます。
 そもそも「マッキンリー」という名称は、1896年、現地を探検していた男性が当時、共和党の大統領候補だったウィリアム・マッキンリー氏への支持を表明するために名付けられたといいますので、あまりにも俗世臭い起源だったのです。

 堀江氏の西宮~サンフランシスコ間の太平洋単独航海は1962年に行われました。当時の法律では、ヨットによる出国は認められていなかったので、密出国になります。このことに対して、マスコミで非難記事が掲載され、犯罪者扱いすらされる記事が掲載されました。

 それに対して、当時のサンフランシスコ市長は、コロンブスを例に挙げ、パスポートなしの堀江氏を尊敬の念をもって迎入れました。それだけではなく、名誉市民として受け入れるという懐の深さを示しました。その瞬間、日本のマスコミは手のひらを返したかのように態度を一変しました。

 当時の「アメリカに弱い日本」という世相は、今日もあまり変わっていません。

 因みに、1971年に私がサンフランシスコを訪問したときには、マーメイド号がサンフランシスコ海洋博物館に展示されていました。フィルムネガを探せば、どこかにその写真があるはずで、いつか探してみようと思います。

 

■ マッカーサー進駐記念日


 1945年8月30日に、連合国日本占領軍最高司令官・ダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に到着しました。

 終戦直後は、連合国軍最高司令官総司令部(General Headquarters, the Supreme Commander for the Allied Powers)が、第二次世界大戦終結に伴うポツダム宣言を執行するために日本で占領政策を実施しました。

 極東委員会の下に位置し、最高責任者は連合国軍最高司令官(連合国最高司令官とも、よび、英語では「Supreme Commander of the Allied Powers; SCAP、スキャップ」)といいます。

 日本では、総司令部 (General Headquarters) の頭字語をとってGHQと呼び、私が子供の頃は、「進駐軍」という通称で呼んでいました。

 あくまで「占領支配」ではなく「ポツダム宣言の執行」が本来の役目であることから「占領軍」とはいいませんでした。

 1952年(昭和27年)4月28日に日本国との平和条約が発効されるまで、連合国軍占領下の日本は対外関係を一切遼断されていました。

 沖縄や小笠原は、完全に米軍に抑えられていました。東京の横田基地をはじめ、安保理の名の下に、いまだに米軍基地には、治外法権が認められています。

 日本と外国との間の人・物資・資本等の移動は、上述のSCAPの許可によってのみ行われたのです。

 ある意味では、大変屈辱的な扱いでしたが、日本人は、それを公に口に出さずに、耐え忍んできたのです。

 今日では、考えられないことかもしれません。

 

(ドアノブ)

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