【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月5日 5 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
OECDの発表によりますと、2024年の世界経済成長率は2.9%と、2023年の3.1%よりも鈍化すと見通しています。
では、日本はといいますと、1%と相変わらずの低迷予想です。
多くの国でインフレ(物価上昇)が想定よりも早く収束に向かっていますし、米国やユーロ圏では24年中に利下げが実施されると予測されてうなす。ただし、金融引き締めの影響で、不動産市場の低迷は続ようです。
国際通貨基金(IMF)が2024年は3.1%と、昨年10月時点よりは上方修正しています。
ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれています。
■ 05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?
日本の歌に「ぼろは着てても心は錦・・・」というくだりがあります。「清貧」ということを謳っているのですが、それをはき違えている人も多いようです。
いかに着ている物は貧しくとも、清らかな心を持ち、一所懸命に生きている姿を謳っているのです。
高価なものでなくても、清潔に洗われているものを著ていて、凜として、自信を持って自分の道を歩む姿は美しくさえあると思います。
ところが、もし、経営コンサルタントが、刑事コロンボのように、よれよれのコートを着ていたとしたら、そのようなコンサルタントを積極的に迎え入れようという経営者は少ないのではないでしょうか。
「自分の生活が充分にできないような収入の少ないコンサルタントが、企業のコンサルティングをすることができるのだろうか?」と訝る人が大半でしょう。
「第一印象」というのは、重要です。
第一印象を良くも悪くもすることのひとつが、姿勢です。背筋がピンと伸びて、サササッと歩く姿は、見ていて気持ちが良いです。背中を丸めて、猫背の人と比べると前者の方を好む人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
歩く姿と共に、座っている姿勢も他人からしばしば見られる状況です。
イスに浅く腰をかけ、脚を組んでいる姿は、「無防備」に見えるだけではなく、だらしなく見えます。時には、「不遜」にさえ見えることがあります。
机やPCに向かって仕事をするときには、背もたれに背を預けることなく、背筋を伸ばして仕事をするようにしています。
椅子に座ってから仕事に入るときに、腕の両肘を身体に当てて前方に延ばし、掌を上に向けて、肘と同じ高さにします。この姿勢は、医者が登場するTVドラマなどで、手術に入る直前に医師がこの姿勢を取るシーンをよく見かけると思います。
これは、「これから仕事に取りかかるぞ」という気持ちを高めることに繋がる、ある種の精神統一効果があることが解っています。この動作をすることにより、自ずと背筋が伸び、姿勢が正されます。
椅子から立つときも、歩幅を心持ち拡げて、腹筋を使いながら、背筋を伸ばして、すっくと立つと、他から見て、とても健康的に見えます。これができるためには腹筋と背筋が弱いとできませんので、そのための筋トレも必要です。
歩き出す前に、両足を揃えてから歩き出すと魅力的な姿勢で歩くことができます。膝頭と足を踏み出す方向を一致させると歩容が綺麗です。あまり小股になりすぎず、背筋を伸ばして歩くと、他の人から見て、気持ちよいほど凜として見えます。
なにも意識しないでいますと、無防備に見えたり、だらしなく見えたりしますので、人の視線を意識することが、姿勢を良くし、健康につながり、評価も高くなります。この善循環を続けたいものです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆長崎二十六聖人殉教の日と邪宗門 205
学生時代に、東京から車で西日本を一周したことがあります。
その時に、長崎で二十六聖人殉教の碑を訪れました。
何の知識もなく行ったのですが、秀吉はひどいことをする男だったのだ、という単純な思いをしました。
白秋の邪宗門というのは、受験のための知識としては持っていましたが、書を紐解いたこともありませんでした。
歴史的に見ますと、秀吉も、信長の比叡山焼き討ちほどはひどくなかったことがわかりました。
ポルトガル商人が、日本人を侮辱的ビジネスに使ったことが秀吉の逆鱗に触れたようです。
詳しくは、ブログでどうぞ
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a92da0367acb2a8aefd9dd8b7c4f2c46
邪宗門(じゃしゅうもん)
「邪な宗門」、つまり「邪悪な宗教」といった意味です。
北原白秋や芥川龍之介が「邪宗門」と題した作品を発表しています。
「邪宗門」は、権力者が、自分達にとって敵対していると感じられたり、都合が悪いとみなされたりした宗教に対して「邪」と言っているだけと言えます。
豊臣秀吉や徳川家康によってキリスト教がやり玉に挙がったのがひとつの例です。豊臣・徳川らの命令への非服従を貫いた日蓮宗不受不施派が「邪宗門」とされたのが顕著な例です。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 205 長崎二十六聖人殉教の日と邪宗門
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