■【きょうの人】 0331 性空 平安時代中期、京都に生まれた天台宗の僧
本日、ゆかりの人をご紹介します。
そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。
■ 性空 平安時代中期、京都に生まれた天台宗の僧
しょうくう
延喜10年(910年)-- 寛弘4年3月10日(1007年3月31日)
性空は、平安時代中期、京都に生まれた天台宗の僧で、俗名は「橘善行」といいます。
36歳の折、比叡山で慈恵大師(元三大師)良源に師事して出家しました。霧島山や筑前国脊振山で修行し、966年(康保3年)播磨国書写山に入山し、西国三十三所霊場の一つであります圓教寺を創建しました。
そのことから「書写上人」とも呼ばれます。圓教寺には、肖像彫刻・性空像(重要文化財)があります。
山岳仏教を背景とする聖(ひじり)の系統に属する法華経持経者としても知られています。1007年(寛弘4年)、播磨国弥勒寺で98歳で亡くなりました。一説により増すと80歳ともいわれています。
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