■■【カシャリ!一人旅】 京都・嵯峨野02 天竜寺法堂
思い立ったらカシャリ! 皆様にご披露するというより、自分の記録としてご紹介しています。
嵯峨野(さがの)は、京都府京都市右京区にあります。西を太秦、北を桂川、東を小倉山、南を愛宕山に囲まれています。嵐山から小倉山にかけて、社寺が点在していることから、京都を代表する観光地の一つとして、観光客から親しまれています。
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ここでは、2013年12月に回った時の写真を中心に紹介します。
渡月橋 ――5分 天龍寺 ――7分 大河内山荘 ――5分 常寂光寺 ――15分野宮神社 ――15分法輪寺
http://www.tenryuji.com/index.html
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天龍寺は京都屈指の観光地であり嵯峨嵐山を代表する臨済宗の禅刹です。
名勝嵐山や渡月橋、天龍寺の西側に広がる亀山公園などもかつては境内地であったと言われていますので、その広大さから、寺の力を感じ取れます。
ここはかつて檀林皇后と称された嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が開創した禅寺・檀林寺の跡地で、檀林寺が廃絶した後、後嵯峨上皇が仙洞御所を造営し、さらに亀山上皇が仮の御所を営みました。
足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれたのが天龍寺で、その目的は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339)に創建されました。 (公式サイトを参照して作成)
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天竜寺 法堂 |
法堂(はっとう) 元治元年(1864)の兵火にて焼失、 その後明治になり江戸後期建立の雲居庵禅堂(選佛場)を移築しました。 法堂とは説法堂の意であり、 住持が仏に代って衆に説法する場所を指します。
松巌寺より望む法堂 寄棟造・浅瓦葺、鏡天井です。 正面須弥壇には釈迦三尊像を安置し、 後の壇には光厳上皇の位牌と歴代住持の位牌 および開山夢窓疎石と開基足利尊氏の 木像が祀られ仏殿としても使用されています。 |
手前が法堂、奥は受付
法堂天井に平成9年(1997)天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として日本画家加山又造画伯(1927~2004)により「雲龍図」が描かれました。 天井は、檜板を張り合わせ全面に漆を塗り、さらに白土を塗った上に八方睨みの龍が描かれています。 |
左が曹源池の受け付け 雲龍図の受付は別 奥の丸屋根は中門 |
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