経営コンサルタントへの道

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■【きょうの人】 0408 ■ 聖徳太子 ■ 釈迦 ■ 智証大師 円珍 ■ 日朗

2020-05-08 13:14:40 | ◇経営特訓教室

■【きょうの人】 0408 ■ 聖徳太子 ■ 釈迦 ■ 智証大師 円珍 ■ 日朗

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

 

■ 釈迦

 「釈迦」、一般にはお釈迦様と言われ、知らない人はいないでしょう。

 釈迦は、シャカ族の王子でゴータマ・シッダッタという俗名があることも知られています。

 私どもは、「釈迦」とか「お釈迦様」と言っていますが、その称号はいろいろとあります。その一つに「釈迦牟尼世尊」がありますが、略して「釈尊(しゃくそん)」とか「釈迦如来」と言っています。

【Wikipedia】 釈迦
 釈迦は紀元前5世紀頃、シャーキャ族王・シュッドーダナ(漢訳名:浄飯王 じょうぼんのう)の男子として現在のネパールのルンビニで誕生。王子として裕福な生活を送っていたが、29歳で出家した。
 35歳で正覚(覚り)を開き、仏陀(覚者)となったことを成道という。まもなく釈迦のもとへやってきた梵天の勧めに応じて、釈迦は自らの覚りを人々に説いて伝道して廻った。南方伝ではヴァイシャーカ月の満月の日に80歳で入滅(死去)したと言われている。


■ 智証大師 円珍

 ちしょうだいし/えんちん
 弘仁5年3月15日(814年4月8日- 寛平3年10月29日(891年12月4日)

 平安時代の天台宗の僧で、天台寺門宗(寺門派)の宗祖でもあります。

 法号は「南無大師智慧金剛(なむだいしちえこんごう)」で、諡号は智証大師(智證大師、ちしょうだいし)と称し、入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人ですので、最澄・空海らと肩を並ぶお人なのです。

 讃岐国(香川県)金倉郷に誕生しました。その地の豪族・佐伯一門のひとりで、俗姓は「」和気」といいます。空海(弘法大師)の甥(もしくは姪の息子)にあたるといわれています。

 15歳で比叡山に登り、義真に師事、12年間の籠山行を終えました。

 役行者を慕い、大峯山・葛城山・熊野三山を巡礼しました。吉野での修験道の発展に寄与することになり、承和13年(846年)には、延暦寺の学頭となりました。

 仁寿3年(853年)に、新羅商人の船で唐に向かう途中で暴風に遭って台湾に漂着したいりしました。

 天安2年(858年)帰国後、比叡山の山王院に住したの地、第5代座主となり、園城寺(三井寺)を賜りました。三井寺には、円珍が感得したとされる「黄不動」「新羅明神像」等の美術品の他、円珍の手による文書が他数残されており、日本美術史上におきましても注目されることです。


■ 日朗

 にちろう
 寛元3年4月8日(1245年5月5日)- 元応2年1月21日(1320年3月1日)

 鎌倉時代の日蓮宗・法華宗の僧で、日蓮六老僧の一人です。号は筑後房、大国阿闍梨とも称します。日朗門流・池上門流・比企谷門流の祖です。下総国の出身、父は平賀有国です。

 1261年(文応2年)日蓮を師として法を学び、1271年(文永8年)日蓮の流罪の際に、土牢に押込となりました。

 1274年(文永11年)佐渡に流罪となっていた日蓮を8回も訪ね、赦免状を携えて佐渡に渡っています。但し、これは伝承で幕府の公文書である赦免状を流罪者の弟子に託すことはあり得ず、誤伝である可能性が高いといわれています。

 日蓮滅後に、久遠寺の墓所にあった日蓮所持の釈迦立像を、日蓮の遺言に背き勝手に持ち去っています。

 1282年(弘安5年)池上宗仲の協力のもと、池上本門寺の基礎を築きました。1309年(延慶2年)千葉胤貞の妻より、土地の寄進を受け、本土寺を建立しました。鎌倉光則寺は、1274年に、日朗を開祖として創建されました。

  光則寺 http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/kanagawa/kanagawa-kamakura-kousokuji.htm

 1320年(元応2年)安国論寺にて荼毘に付され、法性寺に葬られました。

■ 聖徳太子 

 しょうとくたいし
 敏達天皇3年1月1日(574年2月7日) - 推古天皇30年2月22日(622年4月8日))

「聖徳太子」は、後世の諡号で、厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)といい、飛鳥時代の皇族・政治家です。用明天皇の第二皇子として生まれ、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女です。

 推古天皇のもと、蘇我馬子と協調して政治を行い、国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど進んでいる中国の文化・制度を積極的に取り入れました。

 冠位十二階や「和をもって貴しとなす」ではじまる十七条憲法を定めるなど天皇を中心とした中央集権国家体制の確立に功績があったといえます。また、仏教を取り入れ、神道とともに厚く信仰し興隆につとめました。

 大阪の四天王寺を建立し、療病院施薬院、悲田院を設け、社会事業の鏑矢をなしたことは注視すべきことです。

 聖徳太子は、天皇にならなかった著名な皇族の一人です。

 毎月22日は、処々で大師会とか太子講と称して法会が営まれます。4月15日は「聖徳太子祭」として、わが国の「文化の祖」と言われる聖徳太子を奉賛する祭日です。


 聖徳太子は、一度に十人の人の言葉を聞き分けたという伝説があります。その真偽は別として、ビジネスパーソンには「複々線思考・行動」が必要と考えます。

 私達の多くは、毎日、複数の業務や作業などを並列的に進めて行かなければなりません。列車が単線上を、並んだ順に走るのではなく、複線や複々線上に異なった列車という業務等に取り組まなければなりません。

 優先順位が高い業務は、専用線上を走らせたり、他の業務を停車させたり、それを追い越していくこともあります。

 聖徳太子のように一時に多数の業務をすることができなくても、PDCAをキチンと回すことにより複々線思考・行動をすることは可能ですし、それが求められています。

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


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■■【成功企業・元気な会社】008 「保証金半額」で不動産賃貸に革新を起こす

2020-05-08 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■■【成功企業・元気な会社】008 「保証金半額」で不動産賃貸に革新を起こす

~「保証金半額」で不動産賃貸に革新を起こす~

 「世界の常識が日本の非常識。そこにチャンスがあるとみた」。日本商業不動産保証(東京都港区)の豊岡順也社長は、創業の動機をそう説明する。同社は平成23年9月に発足した社歴3年余のベンチャー企業。古色蒼然たる社名が示す通り、不動産物件の保証に関する事業を主力業務としている。ただ、その中身は斬新かつユニークで、社名が醸し出すイメージとは対極の「イノベーション」を不動産賃貸の世界に巻き起こしている。

 「保証金半額くん」サービスと名付けた同社の主力事業は、その名の通り、事務所や店舗を借りる際の保証金や敷金を、相場の半分にすることで、ビルオーナー、テナント、同社の“三方良し”を実現するもの。通常、月額賃料の10~12カ月分とされる保証金、敷金を5、6カ月分として、差額は同社が保証し、テナントから月額賃料の0.25カ月相当の年間保証委託料を得るのが基本スキームとなる。

 豊岡社長は「テナント企業の財務分析などの審査能力が重要なポイント」と説明する。ビルオーナーは審査能力に乏しく、テナントはできることなら保証金を積みたくない。両者の間に立って橋渡しをすることで、テナント側には、初期コストが低減し資金の有効活用が図れる、オーナー側には、テナントが集めやすくなりテナント選別に関わる労力が不要になる、とのメリットを供与。そのうえで、自らも利益を得る三方一両得の新たなビジネスモデルを確立した。

 豊岡社長は以前、コンサル業務に携わっていた時、巨額の保証金を積んでいる米国資本の大手チェーン店から保証金の件で相談を受ける。その際、日本の保証金制度は、借地借家法のため、オーナーがテナントに即時退去を迫れないのを補う制度で、世界の常識とかけ離れていると見極めたのが創業の原点となる。国内の保証金・敷金の合計が30兆円規模に達し、マーケットは小さくないと見通せたのも起業に踏み切る大きな要因となった。現在、半額くんサービスを利用するテナントとしては、ITベンチャーなどが強い関心を示し、実際、「ベンチャー系企業の利用実績が順調に伸びている」(豊岡社長)という。

 事業エリアとしては、これまでの首都圏中心から、地方都市への進出に意欲をみせている。グローバル創業・雇用創出特区となった福岡市での取り組みがその代表例。同市の不動産会社やインキュベーター・起業支援会社と提携し、半額くんサービスやベンチャー支援事業を矢継ぎ早に打ち出している。長年の商慣行に一大変革をもたらす同社事業は、イノベーションそのもので、昭和の香りが色濃い社名が妙に新鮮なものとも思えてくる。

【コメント】
 
 成功している企業・元気な会社というのは、何か他社と違ったことをやっています。ちょっとしたアイディアです。経営コンサルタントとして、講演を頼まれるときに「事例を紹介してください」という要望をしばしば受けます。事例を紹介すると、「うちの業界では、ちょっと適用できませんね」というようなコメントが時々返ってきます。
 
 もし、その経営者と同じ事例を紹介したとしても、それは二番煎じに過ぎません。むしろ、他業界での成功事例や失敗事例を基に、自社に即した形に焼き直してこそ、独自性が出て来ると思います。


出典: e-中小企業ネットマガジンの掲載ルールに基づき、【コメント】以外は、そのまま転載しています。

 

 

 何万人ものコンサルタントの中から最適な先生を探すのは至難の業です。その様な経営者・管理職の悩みに少しでもお役に立てればと言う気持ちでまとめてみました。


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◆【話材】 昨日05/07のつぶやき 「ミス焼き」ってご存知ですか?

2020-05-08 06:38:39 | ブログ

◆【話材】 昨日05/07のつぶやき 「ミス焼き」ってご存知ですか?

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

毎日複数のつぶやきをブログでしています。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済ですので、そちらもどうぞ

  ■【今日は何の日】 5月8日 ■ ヨーロッパ戦勝記念日 ■ 世界赤十字デー  一年365日、毎日が何かの日

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