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■■【心de経営】 采根譚7 前集 八十 未だ就らざるの功を図る 実践編37

2019-10-23 20:03:00 | 【心 de 経営】 菜根譚

■■【心de経営】 采根譚7  前集 八十 未だ就らざるの功を図る 実践編37


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

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 『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。「菜根」すなわち、野菜の根は硬く筋が多いが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る、ということを意味しています。
 
 また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。いらいおびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。
 
 この『采根譚』は前集、後集合わせて357編からなり前集の222編は現実を生きる処世の智恵を説き、後集134編は心豊かな閉居の楽しみを語ったものが多いとされています。
 
 それでは、解説者・井原隆一氏のプロフィールをご紹介します。1910年埼玉県生まれ。14歳で埼玉銀行(現りそな銀行)に入行。18歳で夜間中学を卒業。父親の死亡に伴い20歳で莫大な借金を背負いながらも独力で完済。その間、並はずれた向学心から、独学で法律、経済、経営、哲学、歴史を修めた苦学力行の人。
 
 最年少で課長に抜擢され、日本ではじめてコンピュータオンライン化するなど、その先見性が広く注目され銀行の筆頭専務にまで上りつめました。60歳になって大赤字と労働紛争で危機に陥った会社の助っ人となり、40社に分社するなど、独自の再建策を打ち出し、数々の企業再建の名人として知られたといわれています。
 

         参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社
 

■■ 采 根 譚 (解説:井原隆一)  :  前集 八十 ■■ 
 
     未 だ 就 ら ざ る の 功 を 図 る
 

【読み下し文】
 
 
 未(いま)だ就(な)らざるの功(こう)を図(はか)るは、己(すで)に成るの業を保つに如(し)かず。既往の失を悔(く)ゆるは、将来の非を防ぐに如かず。

 見通しの立たないことを悩み焦るよりも、既に完成し軌道に乗っている仕事の保持、発展に努力した方がよい。過去の失敗を悔いているよりも、将来の失敗を防ぐようにすべきである。

 
 
【解説に出てくるキーワード】
 

 「一利を興すは一害を除くにしかず。一事を生ずるは一事を減ずるにしかず」元の名宰相・耶律楚材の箴言、一つの利益のあることを始めるよりも、一つの害のあることを取り除く方がよい。一つの事を新たに始めるよりも、無駄な一つのことを止めた方がよい、ということです。

 人から受ける恩恵は控えめにして、人のためになる徳行は進んで行うこと、世渡りの秘訣は自ら一歩を譲る精神で寛大な心がけを持つこと、がよいとされています。他人のためにすることが、実は自分の為に成るのです。

   参考文献 采根譚 (解説:井原隆一)  プレジデント社


【コメント】
 

 事業は現業を推進し、未来のリスクを予防するため、今を重視し、誤りの再現に心を配りながら、前に進むことが、肝要であると説いているのです。

 人間は有のままで品格を備えているのが、最高の境地であると考えますし、幸福は、こちらから求めてえられるものではなく、ただ、楽しみ、喜ぶ心を養うことに徹し、人間としての智慧は輝きを増すよう生涯において品格を保つことを心がける様努めたいと願っているのです。

 上に立つ人の意識は高くなければならないし、心遣いも注意深くなければなりませんが、細かすぎては駄目ですし、偏り過ぎても駄目です。

 志は高く現実的で思い込み過ぎず、偏らずというのが、人生の王道であると思います。つまり目的を明確にして目標を淡々と熟しながら何事にも臨機応変に成すべきであるという事になります。

 バランス感覚が必要ですし、経営コンサルタントとしてクライアントに如何に対応すべきかを課題となります。

 熟考すれば一つとて同じケースの無い案件の複雑さに対応してゆく事が求められます。現場の多くの事例に真摯に立ち向かってこそ多くの体験から学ぶ事も多く何よりの喜びであります。

 絶え間ない努力はやがて結果に結びついて成長してゆく事になるのです。そこで常に謙虚な精神を持ち続け未来に向かって前進してゆきたいものです。

 輝かしい新春を迎え本年も会員の皆々様にとりまして、幸多い一年であります様祈念しております。

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
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◆【経営コンサルタントの独り言】 日本における電話の歴史調べに苦労しました a23

2019-10-23 17:03:00 | 経営コンサルタントの独り言

【経営コンサルタントの独り言】 日本における電話の歴史調べに苦労しました a23

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 日本における電話の歴史調べに苦労しました a23

 

 ネット検索で、日本の電話の歴史を調べようとしましたら、自分が欲しい情報がなかなか見つかりませんでした。

 調べ方が悪いからと言われればそれまでですが、1876年3月7日にグラハム・ベルが電話に関する特許を取得したというたぐいの情報は、処々でみつかります。

 NAVERまとめの電話の歴史というページは、大変参考になりました。

 日本では、1869(明治2)年に、東京~横浜間で公衆電信線架設工事が始まったそうです。  鉄道も、新橋(東京)~横浜間に敷設されたのが日本における始まりですので、相通じるものがあるのでしょうか。

 因みに、日本で自動交換機が採用されたのが、1923年の関東大震災の復旧が契機となっているそうです。

 災害や戦争は嫌なことですが、それらが契機となって技術が発達したり、世の中が変化したりするのが歴史なのでしょうか。

ドアノブ)

 

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◆【話材】 昨日のつぶやき 2019/10/22 経営コンサルタントのお勧め図書 古き佳きエジンバラから新しい日本が見える

2019-10-23 17:00:42 | ブログ

◆【話材】 昨日のつぶやき 2019/10/22 経営コンサルタントのお勧め図書 古き佳きエジンバラから新しい日本が見える

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

毎日複数のつぶやきをブログでしています。

昨日は、このようなことをつぶやきました。

本日の【今日は何の日】も、発行済ですので、そちらもどうぞ

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/f9fd62a8cee6d27a7871afa2c2d9ee54

カナヘイきらきら b4

 昨日は、即位礼正殿の儀等が厳かに進められました。

 当然のことながら「御学友」も代替わりをしていましたね。

 

■ 今日は何の日

 

23
電信電話記念日
 
 10月23日は「電信電話記念日」です。電気通信省(後の電信電話公社、現在のNTT)が1950(昭和25)年に制定しました。1869(明治2)年に、東京~横浜間で公衆電信線架設工事が始まったことを記念しています。
 
 電信電話というのは、逓信省の管轄下にあり、それが現在の総務省、日本郵政(JP)、及び日本電信電話(NTT)に分離独立したことは、皆様がご存知の通りです。
 
 テレビドラマで昔の電話機 ・・・・・<続き

 

ドアノブ)

 

konsarutanto   昨日のつぶやき 

 

 

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◆【経営コンサルタントの独り言】 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 818

2019-10-23 11:48:25 | 経営コンサルタントの独り言

【経営コンサルタントの独り言】 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 818

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 818

 

 8月18日は、米の日でした。

 なぜ、その日が米の日かは、ブログをご覧下さい。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

「株」は東京証券取引所などで扱われます。

 では、お米は、どこで取引されるのでしょうか?

 アメリカでは、シカゴに大がかりな穀物取引所があります。

 日本でも、東京穀物商品取引所(TGE:The Tokyo Grain Exchange)というところが、商品取引所法に基づいて商品先物市場として、1952(昭和27)年10月10日に設立されました。

 2009年11月に社団から株式会社へ組織変更され、お米は大阪堂島商品取引所で取引されることになりました。

 一方、東京の取引所ですが、やはり株式会社として改組された東京商品取引所ができました。

 こちらでは大豆や小豆、とうもろこしや粗糖などが取引されることになりました。

 その背景には、既得権のドロドロしたものがあるように噂されましたが、真偽の程は存じません。

 サラリーマンになりたての頃、小豆の相場で失敗して夜逃げをしたというようなことを聞き、商品取引というものが存在することを知りました。

 公平な取引がなされないと、第二の大塩平八郎の乱が起こるかもしれませんゾ・・・<笑い>

 

ドアノブ)

 

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■【今日は何の日】 10月23日 電信電話記念日 固定電話を持たない人が増えているようですね

2019-10-23 09:33:17 | 今日は何の日

【今日は何の日】 10月23日 ■ 電信電話記念日 固定電話を持たない人が増えているようですね

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 電信電話記念日

 

 10月23日は「電信電話記念日」です。電気通信省(後の電信電話公社、現在のNTT)が1950(昭和25)年に制定しました。1869(明治2)年に、東京~横浜間で公衆電信線架設工事が始まったことを記念しています。

 電信電話というのは、逓信省の管轄下にあり、それが現在の総務省、日本郵政(JP)、及び日本電信電話(NTT)に分離独立したことは、皆様がご存知の通りです。

 テレビドラマで昔の電話機を見るとダイヤルが付いていなくて奇異に感じる人も多いでしょう。私が子供の頃は、東京の外れという田舎で育ったこともあり、その種の電話機を使っていました。

 手回しハンドルの付いた非常用のライト(ラジオなどが付いている機種が多い)と同じようにハンドルを回して電話局の交換手を呼び出します。交換手が出ると相手の電話番号を告げて、一旦受話器を置きます。電話回線が繋がると交換手から呼び出しがあり、電話で話をするという仕組みです。長距離の場合には、交換手感でそれを繰り返すので、繋がるまで数分から数十分もかかるのです。

 さすがに私の時代には、電話初期の木製壁掛け式の電話機ではなく、卓上型の黒電話機でした。

 当時最先端技術でつくられたクロスバー方式の電話局ができ、ダイヤル式の電話機が使えるようになって電話機の便利さを再認識した若かりし頃を思い出します。

 

 【今日は何の日】その他

◇ えびす松泉寺開山忌 ◇ 上野天神祭(~25日) ◇ 旧重陽

(ドアノブ)

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