1月3日 だるま市
子供の頃、東京の西の外れ近い福生という所に住んでいました。「福が生まれる」と書いて「ふっさ」と読む、縁起の良い名前の市ですが、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」で一躍存在が知られた米軍基地の街です。
正月には、毎年隣の昭島市拝島大師にあるだるま市に福生から歩いて、祖父に連れて行ってもらいました。参道の縁日を見て回るのは子供心に楽しみでした。
拝島だけではなく、日本全国処々でだるま市が開かれるようですが、東京やその近辺でも、東京・青梅(おうめ)、埼玉・金鑽(かねさな)、埼玉・本庄、神奈川・木賊(とくさ)などがありますが、漢字の読み方の難しいところが多いのにも驚きます。