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自家製はがき その6 (木版画) Woodblock
売るためだけの目的で制作を志した作家は
いないと思います。
私は自分の感性で、表現で、社会に切り込む
ダイナミズムを実現したい、
新たな切り口で現実を提示する作品を創りたい、
ゆるやかでも深い感動を感じてもらいたい、
というのが 大きな動機です。
そして これが.........
大変な作業なんですね...........
Not so many artists produce just for money,
I believe.
I myself want to make sometheng to appeal
to the world using my sense and representation.
In a new perspective, I want to make something
to show the reality of life.
Even gradually, I want my work to leave
a deep impression on those who see it.
This is the motivation to produce.
However, this is the toughest thing.......
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どうみても かなり若い女性の場合は
娘だと思っているようです。
私は........ 何も言いません.........。
「作者がこんな思いで、この作品を作った」、
「作者はこんな気持ちで製作している」と言う事がわかると
同じ作品を見ても、全く違って見えてきます。
少し作者の気持ちに近づけるせいでしょうか。
フシギです。
ところで・・、keiさんの作品に描かれる女性は私には奥さんに思えてならないのですが。彼女の雰囲気そのままです。
もし、そうじゃないとしたら、keiさんが無意識に彼女を
表現してしまっている?・・・御馳走さまでした(笑)。
見極めようする精神は 絵画の世界も同じです。
簡単な例えとしては 後期のピカソの婦人像などは
ひとつの顔を右から 左から 前から 見て
同じ画面に書き込み 人間の心の重層的で複雑な
面を 追求しようとしたものと思います。
ちょっと飛躍し過ぎかもしれませんが
仏教でいう「観自在」の哲学にも通ずるものでは
ないかと考えています。
辛い現実でも 見方によってはこんな素敵な
世界もありますよ 同時に存在してますよ と
提示するのも 私の仕事と思っています。
作品の観賞も色々な見かたで
感じ方で 接してもらうのがいいですね。
作品の前に立っている人の頭の中やハートの中を、そっと覗けたら面白いでしょうね。
全然違った見方をしている人がいたら、怒りますか?笑いますか?無視しますか?
中学の時一年間だけ美術部でした。
顧問の先生が私の静物の絵を見て"みずみずしい梨と腐った林檎のアンバランスが良い"と批評しました。
林檎は腐っているどころか大変美味しそうで凄く存在感があったんです。強調したいがために色を重ねすぎたのかも知れません。でもショックでしたよ。
以前働いていた会社で業務の拡大というか空いているスペースの活用で画廊を経営している時がありました。
年配の担当者は画家に"うーん。何か解らないが貴方の作品をみていると何故か心がうご"と会話して打ち解けていたそうです。
大変な作業だからこそ完成した時の喜びは大きいのでしょうね。
そうなんだ!うーん。えっ?そうか!そうなの?ふむふむ。同感・納得って感じです。
えっ?って思ったのは現実を提示・・の箇所。理想の追求、夢の再現、幻想のキャッチかと思っていたので・・