気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

三岐鉄道北勢線 めがね橋・ねじり橋(三重県)

2022年06月17日 | 三岐鉄道
三岐鉄道は三重県を走るローカル線で、北勢線と三岐線の2路線で運行しています。

北勢線は起点の西桑名駅(にしくわなえき)から終点の阿下喜駅(あげきえき)迄を結んでいて、駅数は起点と終点を含めて13駅のナローゲージ路線です。ナローゲージ路線とは軌間(レールの間隔)が762mmの路線で、新幹線や関西の大手私鉄の軌間は1435mmなので約半分程しかありません。その為、走行している列車も小さな車両になってます。

三岐線の楚原駅(そはらえき)と麻生田駅(おうだえき)間に、この沿線での有名撮影ポイントがありました。ここへは数回訪れましたが、名古屋のTV局が取材に来てたのを目にした事がありました。

3連式めがね橋を下り電車が通過して行きます。私が居た時代を感じさせる橋は「みやはし」「昭和38年3月」と記されたプレートが取り付けられてました。


電車の進行方向、写真左方向には小さなお宮さんがあります。鳥居の前には神社の祭礼の時に幟を掲げるのでしょうか、大きなポールが2本見えます。


鳥居をくぐって進むと境内に踏切が有って、正面には神社の拝殿がありました。


めがね橋を撮っていた場所から線路を左手に見て数分歩いた場所に「ねじり橋」がありました。橋と用水路が斜めに交差する場所への設置する為、アーチ橋の下部にひねりを入れたコンクリートブロックが積まれてる珍しい構造になってます。この構造は「ねじりまんぽ」と言われ、コンクリート製ブロックの橋梁では現存している唯一の橋です。


【追記】
軌間が762mmの特殊狭軌、ナローゲージ路線は日本国内では3路線しか残っていません。三岐鉄道三岐線と同じ三重県内を走る、四日市あすなろう鉄道、富山県の黒部峡谷鉄道の3路線です。
ご参考まで。

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大井川鐵道 抜里駅(静岡県)

2022年06月12日 | 大井川鐵道
大井川鐵道の抜里駅(ぬくりえき)です。以前に(2022年5月19日)この駅とSLが絡んだ写真をアップ致しましたが、今回はSLではなく私鉄の他社で走行していた車両で地元住民の足となっている列車です。

裸電球が取り付けられてました。


駅舎内からホーム方向を見ました。駅舎を出て左方向がホームになってます。


ホームから南方向、始発の金谷駅(かなやえき)方向を見ました。駅舎の向こう側には一面に茶畑が広がってます。


下りの千頭駅(せんずえき)行きの列車がやって来ました。南海電鉄高野線で活躍してた通称 “ズームカー” と呼ばれて、急行・特急用車輌として走行してました。




上りの金谷駅行きの列車です。1968(昭和43)年製造で、東急電鉄(東京都・神奈川県)を走行してました。
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『観光特急 あをによし』平城宮跡を走る(奈良県)

2022年06月11日 | 近畿日本鉄道
今年の4月末から近鉄奈良線・京都線で新しく運行を開始した観光特急「あをによし」です。この列車の第1便は大阪難波駅を発車して近鉄奈良線で近鉄奈良駅迄走行した後、折り返して近鉄京都線に入って京都駅に向かいます。その後は京都駅と奈良駅を2往復します。
最終の第6便で京都駅を発車した「あをによし」は奈良駅迄行った後に、大阪難波駅に戻って1日の運行は終了します。

この平城宮跡へは「あをによし」を何回か撮りに行ってます。

ここで狙う時は列車1便に対して奈良駅行きと、折り返して戻ってくる京都駅・大阪難波駅行きの2回のシャッターチャンスが可能です。その為に平城宮跡に長時間滞在すれば、最大8回のシャッターチャンスが可能な事から色々角度を変えて、好みのポイントを探すのも楽しみの一つになってます。

今年の3月に復元工事が完了した大極門から朱雀門を見ました。


朱雀門を見ながら、線路沿いを奈良駅方面に移動しました。


上記の位置から線路沿いを写真右方向に移動しました。朱雀門の西側になります。
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JR土讃線 祖谷口駅(徳島県)

2022年06月08日 | JR四国エリア
四国を走るJR土讃線の祖谷口駅(いやぐちえき)です。土讃線は香川県の多度津駅(たどつえき)を起点として南下して四国山地を越えて高知県入って、高知駅(こうちえき)を通り過ぎて土佐湾沿いに南下し同県内の窪川駅(くぼかわえき)を結ぶ198Kmの路線です。

この駅は単式ホーム1面1線で列車交換不可の無人駅です。(撮影:2013年4月30日)
祖谷口駅から高知方面へ吉野川沿に土讃線は南下してV字に切れ込んだ渓谷、小歩危峡、大歩危峡を通過して行きます。
左側の建物はログハウス風の待合所で、以前はこの場所に駅舎があった様です。私がこの駅に到着後に列車の時間を確認すると、上下線共に1時間以上の空白時間が有った様に記憶してます。その為この駅で列車の発着シーンを撮るのは諦めました。


築堤上のホームへ上る階段です。


ホームへ入って路線の北方向、多度津方面を見ました。


南方向で小歩危峡方面です。


後方の山の斜面をアップで見ると、山の急斜面には民家が点在してました。


祖谷口駅から徒歩数分の所で国道32号線を横切って進むと、吉野川に架けられた歴史を感じる由緒の有りそうな橋がありました。




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平城宮跡第二次大極殿跡と第一次大極殿(奈良県)

2022年06月05日 | 旅行風景(近畿地方)
平城宮跡には二つの大極殿があって、平城宮の造営当初から設置されたのが第一次大極殿です。その後、聖武天皇が恭仁京(くにきょう)、難波宮(なにわのみや)、紫香楽宮(しがらきのみや)への遷都を経て745年(天平17年)に平城京に戻って大極殿を造ったのが第二次大極殿です。第一次大極殿は建物本体が復元されて、第二次大極殿は建物が建っていた基壇が復元されてます。

階段が設けられてるのが第二次大極殿跡の基壇です。その延長線上、写真右の奥は今年3月に復元工事が完了した大極門です。




ここで右方向に目をやると第一次大極殿が見えます。


更に右方向を向きました。写真右の中程に階段が見えます。ここは内裏で天皇の私的な住まいになってました。円筒形に刈り込んだ植木が見えますが、これは柱の跡をあらわしてます。
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