気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

木炭自動車が復活 ・ JR岩徳線 西岩国駅前(山口県)

2020年10月11日 | JR西日本エリア
山口県のJR山口線を走るSL「やまぐち号」を撮りに行った時、途中でJR岩徳線の西岩国駅(にしいわくにえき)に立ち寄りました。その時の駅前には、なにやら初めて目にする機械装置を車の前後に装着した四駆車が止っていました。(撮影:2010年11月4日)

車体の側面には「木炭自動車」「日本復元登録車第1号」「1938~1946年活躍車」と書いてました。

明治生まれで20年前に亡くなった私の父から、「戦争中はガソリンは手に入らなかったので 車は木炭を焚いて走っていた」との話をよく聞いた事があります。当時の木炭車は現代の自動車の様にパワーは無かったそうで、車に人を乗せて坂道に差しかかっても自力では登る事が出来ず、同乗者は車から降りて人力で坂道を押し上げたそうです。

この復元された木炭車は岩国市が観光客を乗せて、市内巡りに使用されてました。

西岩国駅(にしいわくにえき)です。駅舎入り口のアーチは、錦帯橋をデザインしたものです。


駅舎内です。木製のラッチが残ってました。


木炭車の運転は現代のガソリン車と比べたら、どの様な感じになるのか全く見当もつきませね。




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