路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

木枯らしや夕焼け見たかと妻が問う

2010年10月30日 | Weblog
 昨日よりは若干いいけれど相変わらず寒い。行く先々で、寒くなったな、あんなに暑かったのに、で会話が始まる。

 朝から気の重い電話で始まる。
 その後は終日慌ただしく。


                      


 某所から「神社新報」なる新聞を貰う。お宮さんたちの業界紙ですかね。
 下段の広告(サンヤツ)見てるだけでも面白い。神社関係の出版だけでもそれなりにあるらしい。その他、社寺建築とか鳥居工事とか装束とか。茅の輪まで商品になってるらしい。
 なによりスゴイのは本文しっかり旧カナである。今上陛下がお田植ゑあそばされる、その大御心をすべての国民が拝すべき、とする「論説」欄がある。社説をもつ業界紙というのはほかにどのくらいあるのだろう。ワシ全然知らんけれど。
 國大、というのは国学院大学のことらしい。

 夜更けより雨。
 11時ころには就寝するも、3時ころ目覚めてまた眠れず。そのまま輾転反側するも暗闇で目をつぶっているとやっぱりロクなことを考えないので、仕方なく灯りをつけて、枕元にあった、井出孫六『アトラス伝説』から「『太陽』の葬送」を読み始める。
 4時半ころ半分くらい読んだあたりで朝刊がきたので本格的に起きだす。

 新聞屋さんは早起きだな。