路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

おもいきり湯を滾らせて春隣

2006年01月31日 | Weblog

 暖かい。なんで急にこんなにも、というくらい暖かい。三月末の気温らしい。

 カチカチの凍っていた地面が解け出して、小さな池になっている。また気温が下がる前に、と箒で少しかきだしてみたが、もともと池になるくらいの窪地だから結局またもとに流れてくるだけ。ちょっとした徒労。

 このブログもついに300回を越えた。
 なんかよく続いたな、とも思うけど、やはり文章を書く快楽、ということだろう。
 なんにも考えずにパソコンに向って、気楽に且つ適当に書いてるだけだけど、文章を書くという行為は何とも楽しい。
 できればこれが手書きだともっといいのだけれど、まあ仕方ない。あとはキーボードの練達を。

 明日あと2科目試験が残っているから、と教科書だけ開くも、結局なにも読まないまま寝てしまう。
 情けナ。


青空が枝間に春のかけらたり

2006年01月30日 | Weblog

 単位認定試験。朝、昼、夕と三科目。放送センターとの間を三往復。
 ヤバイ。ヤッパリ勉強しないといけません。三科目とも落とす可能性大、であります。もう自分の不甲斐なさにアイソがつきる。

 本日晴天。日中は春のようである。
 なんか季節が一月くらいズレだしたか。でも今年は雪がないのがほんとにありがたい。あと一ヶ月このまま行ってくれればいいのだけれど。

 夜はみんなで餃子を作って食す。もうばりばり食べる。体重も結構増えてるだろうが計らないからわからない。もうヤケだな。

 不甲斐ない父と違って子供達はマジメに勉強。えらいなあ。


背伸びして愛しむ書誌や高き書架

2006年01月29日 | Weblog
 朝玄関を開けると暗がりの中にうっすらと雪。
 相変わらず寒いが、陽が当たると心地よい春の気配。

 午後城跡市に荷物を運んだついでにひさしぶりに落花文庫へ。
 館内に司書の方以外小生のみ。静かな空間を遊弋していると身内に幸福感が沸いてくる。図書館の規模としてもこのくらいがちょうどいいのかもしれない。
 数ヶ月ぶりだったので、書架の配列が若干変わっていた。年末にでも整理し直したのだろうが、そういった機会でもなければ、半永久的に誰からも手に取られない本も数多いに違いない。そういう本を愛しく思う。
 しかしここの図書館はある程度探す本を絞っておいて、時間をかけてでかけないとダメだな。今日も結局借りるべき本の焦点がなかなか絞りきれなかった。
 借りたのは以下の三冊。(一回の上限が三冊なので)
 御厨貴 中村隆英編『聞き書 宮澤喜一回顧録』
 瀬戸内寂聴 ドナルド・キーン 鶴見俊輔『同時代を生きて 忘れえぬ人びと』
 戸坂潤『日本イデオロギー論』

 夜『宮澤喜一・・・』を少し読む。
 彼が芥川比呂志と同級生で親友だったというのは意外だった。

 で、そのまま寝てしまう。
 オイオイ、明日試験だぜ。いいのかよ。
 知らん。

 

枯れ枝の先に夕陽が引っ掛かる

2006年01月28日 | Weblog
 
 どうでもいいけど、ここへ来て見たらなんやら変な事になっておる。
 本文がずうっと端っこに追いやられて、真ん中が大きく開いている。ナンデや。
TBしてくださったかたのURLがどどっと横に伸びて、本来の住人が軒先へ避難、ということのようではあるが、どうしたらいいのだ。できればもとへ戻りたいのだがどうすればいいのかわからない。

 どなたか対処法をご教示してくださらんか。

 まあそんなこんなではありますが、今日はそこそこ忙しかった。
 来客あり、当然の肉体労働あり、で夜は少しは勉強しなければ、と思いつつ結局なんもしてないよ。
 実をいえば(実を言わなくても)日曜日から単位認定試験なのでありますが、ほんとに一ページも教科書見てないし、多分このまま何もしないで試験突入となるのでありましょうが、サテサテ。

 これで次に来たら元通りになってる、っていうんだといいけど。

 追記
 上の記事を投稿後、トラックバック欄を見たら削除できることがわかったので、失礼ながら最新のTBひとつ削除させていただきましたら、あっさり元に戻りました。
 今来た方には何のことやらお分かりにならないでしょうが、まあ、特に何もなかったということでひとつ。
 そうなると上の記事は全く意味不明ということになりますが、もともとすべて意味不明、というより書き直すのもメンドクサイのでこのままにしておきます。

 で、結局今日のところは全文わけのわからんことになっております。スンマセン。

 また明日。




きょうだいの並んで行くや日脚伸ぶ

2006年01月27日 | Weblog

 昨日あたりから眼がしきりに痒い。
 粉塵にまみれたからである。と思っていたら今日になっても痒さ増すばかり。で、ンっ?花粉か!
 もう来るか。今年は去年より飛散量は少ないと聞いていたから、全く油断していたぞ。いやだなあ。そう思うと気のせいかからだじゅうがムズムズしてくるような。

 朝、土地の境界立会い。メンドクサイし、寒いし。

 昨日サボった水仕事を意を決して実行。
 冬眠鼠さんの出してくれた防寒ズボンを穿いて、カイロを装着、しばらくグズグズと逡巡ののちに水の中。
 始めてみると動いているせいかそれほど冷たくは感じなかった。
 物事は早めにやってしまうのがいいですね。

 夜は冬眠鼠さんお出かけで、子供達とチーズフォンデュ。これがうまくてバクバク喰らう。どうなってんだ、ダイエット。おそろしいので風呂に入っても体重計には乗らずに、寒いからすぐに寝てしまう。


山眠るされど白稜厳かに

2006年01月26日 | Weblog

 朝ツグミが電車に乗り遅れそうになり、ちょうど近くに用事があったので学校まで乗せて行く。
 遅刻ぎりぎりについて、帰り際、高台から見える遠くの山脈が雪をかぶって青空のなかに夢のように荘厳だった。

 とてつもなく寒い。
 午前中仕事場にいただけで心臓をしぼられるような寒さが這い上がってくる。
 昼にコタツに入ると、からだが溶ける気がして、そのまますぐに眠くなる。そうなると外へ出られなくなって、からだを剥ぐようにして出ると、やっぱりまた非常に寒い。
 結局やるべき水仕事をひとつサボってしまった。

 国会図書館からコピー届く。
 岡義武が「思想」に書いたモノ。ちょっとだけ読んだが面白い。
 資料は少しづつ増えていくが、これをまとめるのがどんどん困難になっていく。もっとも、そのまえに単位認定試験だけど。

 このところずっと晴れ。
 もうすこし暖かくなってくれるといいんだけど。


寒たくに道を譲りて帰り来ぬ

2006年01月25日 | Weblog

 カンタク(冬の夜回り)のタクの字がどうしてもでてこない。なんかカンジ出ないなあ。
 この辺の夜回りは、もう随分ながいことNさんがやってくださっている。ありがたいことです。火の用心。

 半日粉塵にまみえる。(アスベストじゃないよ)
 マスクなんてしてないから、完璧に肺に侵入。ずうっと呼吸がうまくできない。夜寝るときも胸苦しくてからだもうまく動かせない。
 でもいつものことながら、これもある時スッと快癒するから不思議である。

 ホリエモンの話題しきり。
 相変わらずマスコミは自分のことは棚に上げ続ける。なんだかなあ。
 やっぱり、というか、山崎晃嗣ネタがでてきた。でも小太りホリエモンでは三島由紀夫も敬遠しそう。

 夜少しツバメと勉強。
 昼間は晴天。日暮れて寒い。


こがらしもとだえて冴ゆる星の町

2006年01月24日 | Weblog

 ホリエモンが逮捕されて、なにかとかまびすしい。
 それにしても、ここぞとばかりのマスコミの叩きぶりは凄まじい。鬼の首何千ととったようである。
 なかで「ニュース23」筑紫哲也と渡辺恒雄の対談がおもしろかった。
 筑紫サンの質問は凡庸だったけど、ナベツネは元気だな。『論座』での朝日の論説主幹(ああマタ名前が度忘れででてこない)との対談もおもしろかったし、これからはナベツネに要チェックか。不破哲三が引退するらしいけど、結局ナベツネ、ってカンジか。
 そういえば彼は最近教養主義の復活を唱えてるらしい。ウム、どうなんだ、確かに逮捕された連中はみんなパソコンで合成したみたいな顔してるけど。

 短い時間に過去最高数のコメントほんとにありがとう。
 これからもヨロシク。

 寒の星悔ゆることのみ増えゆきて  huyujirou

 ほんとだよなあ。小生なんぞ24時間悔いてばかりであります。いい句だと思います。で、本日の掲出句は、ちょっとだけ空を晴れさせてみました。
 すっきりと晴れやかな生活を送れたら、と思うことしきりであります。
 コメントがあるとドキドキするけど、ワクワクもします。

 今日はいい天気だった。


武骨なる冬の柏の枝に星

2006年01月23日 | Weblog

 いつもどおり目覚めるが、寒くて結局蒲団のなかに7時半ころまで滞留。日曜日だからいいことにする。

 いつものごとくの日曜日。

 午後思い立って家族で初詣。(今頃になって、ですが)
 神前にて家内安全を心より祈願。

 『山本鼎評伝』を三分の一くらい。
 所々小説調になるのが煩わしいが、よく調べてあって感心する。

 あと考えることも少しあれども今日はここまで。


足踏みをしても寒波の這い上がり

2006年01月22日 | Weblog

 首都圏は雪らしい。このあたりは全く降らずにありがたい。
 それにしてもニュースはトップでさも大事のように、東京の雪 をとりあげている。現場に記者をだして、そいつが、すでに6センチの大雪(!)です、みたいなことを平気でいいやがる。バカじゃないのか。カメラを俯瞰させて、一面、白くなっております、なんぞと平気で言う。コメンテーターが、滑ってケガをするおそれがありますからね、気をつけてください、などと大震災でも起きたかのような顔で言う。アホらしくて付き合いきれない。

 kuyujirouさんコメントありがとう。
 今まではずっと春夏秋冬がらみのお名前だったのが、今回は新顔登場か。
 ともかくコメントいただくのは嬉しいな。今後ともよろしく。

 要あって二月の俳句で良さそうなのを探す。
 これがなかなか至難である。
 二月はすぐに立春で俳句としては春なのだけれど、実際は厳冬期。つまり季題として選べば春に関わる季語となり、でもそれを読んでもだれも二月を想像しない。
 やっぱり季語と実際の時間とのギャップはもう一度統一して考え直すべきなのではないかなあ。

 気がつけば一月も三分の二が終わってしまった。
 ほんとに光陰は矢のように飛んでいってしまう。
 人生を粉飾しないようにしなければ。