路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

帰路までのさびしい夜だ猫の恋

2012年02月22日 | Weblog

 昨日今日と春めいてきた。
 春が来るのはいいけれど、またすぐに冴え返って寒くなったり、一進一退ということになるのだろう。
 気分も動きやすくて、はしゃいだ分だけ落ち込みも激しくなる。妙に淋しくなったりするからなあ。

 というわけで、旧制松本高校(現信大)寮歌「春寂寥」を聞きましょう。
 本来は惜春歌だけどね。

                    春寂寥 旧制松本高等学校寮歌 (Haru-Sekiryoh, Old dormitory song)


 この歌の作曲者、濱徳太郎は『どくとるマンボウ青春期』にも出てくるけど、学年ごとに落第して高校3年を六年かけて卒業したという人物。東大美学を出て日大教授とか勤めたけれど、生涯なかなかのディレッタントとして終始した人物らしい。
 ちなみに、濱は信州湊村出身。同郷の先輩に「琵琶湖就航の歌」の小口太郎がいて、小口は27歳で死ぬ前、濱の妹と許婚の関係にあったらしい。詳しい真偽は不明だから、今度じっくり調べてみよう。(ウソです。特に調べる気もありません。)



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-02-28 00:30:14
でもできたら調べてほしいですね
Unknown (路隘庵)
2012-02-28 16:58:17

 うーん、どうしよっかな。

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