昨日今日と春めいてきた。
春が来るのはいいけれど、またすぐに冴え返って寒くなったり、一進一退ということになるのだろう。
気分も動きやすくて、はしゃいだ分だけ落ち込みも激しくなる。妙に淋しくなったりするからなあ。
というわけで、旧制松本高校(現信大)寮歌「春寂寥」を聞きましょう。
本来は惜春歌だけどね。
春寂寥 旧制松本高等学校寮歌 (Haru-Sekiryoh, Old dormitory song)
この歌の作曲者、濱徳太郎は『どくとるマンボウ青春期』にも出てくるけど、学年ごとに落第して高校3年を六年かけて卒業したという人物。東大美学を出て日大教授とか勤めたけれど、生涯なかなかのディレッタントとして終始した人物らしい。
ちなみに、濱は信州湊村出身。同郷の先輩に「琵琶湖就航の歌」の小口太郎がいて、小口は27歳で死ぬ前、濱の妹と許婚の関係にあったらしい。詳しい真偽は不明だから、今度じっくり調べてみよう。(ウソです。特に調べる気もありません。)
うーん、どうしよっかな。