路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

青梅の柔毛のごとき愧ずかしさ

2010年06月30日 | Weblog

 六月も終わっちまうなあ。
 またたちかえる水無月の・・・、である。
 また4年後まで、お楽しみは・・・、であるな。
 嘆きを誰に、ってことでヒトツ。

              

 今日なんかカンゼンに夏だからな。
 盛夏である。
 ほんとカンカン照り。

              

 冬眠鼠さん梅を取る。ぼくはヤッパリそれを見上げる。
 そのあと彼女は一日中炎天の畑へ。熱射病なるっちゅうねん。で、帰ってきてやっぱり木登り。

               

 モー、今日なんか一日中眠かったぞ。
 なんにもしなくても汗ダラダラで、ナンにもしなくても疲れるばかり。

 ワールドカップ、終わっちゃったな。




鳥たちよ雲が切れれば青空さ

2010年06月29日 | Weblog

 昨日蒸し暑いと思ったら、今日はそんなモンジャない。
 自分の体が汗の自販機になった気分である。
 そんななか、日中葬式一件。もちろん喪服。もー、コッチが死にそうである。

                

 村田静子『福田英子』読了。
 途中時間をあけたので、前半部分があまり記憶にない。その記憶にない前半部が全体の中でも動きがあって、後半部分はまあ普通の家庭小説みたいになった印象。その分かえってよみやすくなった、という変な感想。まあ、これは読み手がわの責任だろうぜ。
 結局、福田英子って大坂事件以外よくわかんない、というかその大坂事件が前半部だから、全体的によくわからないまま終わって、でも読後感は悪くない、という変な話でスミマセン。

                 

 と、そういうわけで、あと少しでパラグアイ戦だけれど、モー眠い。
 まあ、無理してみるだろうけど、あした眠いな、というところです。

 眠っ。





         

藍の列露草紫陽花また朝顔

2010年06月28日 | Weblog

                  

 蒸し暑い、すごく。
 ずーっと雨降るような降らないような、ときに降る、天気。それが午後になってやや晴れたと思ったら気温グングンあがる。で、蒸し暑い。

 えーっと、特にないなあ。一応存在した。ってブログでは使うまいと思っていた言葉を使ってしまった。
  
 でも、ほんとに特にない。
 
 スンマセン。

 オヤスミ。

                 




雨音を聞いてひと日の忸怩たる

2010年06月27日 | Weblog

 朝目覚めると雨音の日曜日。その後止んでは降り、降るようで降らず、やがて日暮れより本格的な雨となる。
 蒸し暑く、鬱陶しく、まさに梅雨の一日。
 体中がなにやらすっきりしない。
 すっきりしないまま、生活もすっきりしない。

                 

 もうすぐ7月だから、7月にふさわしい俳句をさがしていて、まったくそれが見つからない。
 7月ってナンだろう。まあ本格的な夏なのだろうケド、夏といえばむしろ八月だし、実際7月の半分くらいは梅雨だし。新暦でいえばお盆だけど、現実にはお盆といえば八月のイメージの方が強いしナア。夏休みには早いし、特に際立った行事があるわけでもなし。なんか特徴らしいもののない月であると改めて思ってしまった。

                 

 内藤初穂『軍艦総長平賀譲』読了。まあ、そういうわけ。もともと作者への興味から読み始めたものだから、特にどうもな読書ではありました。軍艦に興味ないし。

 というわけで、特にどうということもない日曜日、と思っていましたら、夜九時すぎ、突然数発の花火があがる。本格的なヤツで、我が家からもその大輪があざやかに見えた、らしい。
 今日何の日だ?

 花火、も八月だよなあ。
 7月、といえば何かなあ?



 

すべからくこれからである桔梗咲く

2010年06月25日 | Weblog

 ほぼ3時半ピッタリに目覚める。目覚めたけれど周りが暗いのでまだ2時頃かと思い20分ほどグズグズする。眼が覚めているのに寝ていても仕方がないと思って起きだしてテレビをつけるとちょうど最初のゴールが決まったところだった。
 ま、あと少し楽しめますな。

                 

 アマゾンから、黒岩比佐子『古書の森 逍遥  明治・大正・昭和の愛しき雑書たち』(工作舎) 届く。
 ほんとは買おうかどうしようか迷ったのだけれど、(やはり価格がワシの図書購入限度額をこえているので。)ヤッパリ買ってしまった。
 闘病中の作者に田舎の名もなき読者から少しでもエールを送ろうと思う。
 6年間のブログでの古書探求記録をまとめたもの。二段組370頁が歳月を感じさせる。読者としての逍遥もだいぶ長い時間楽しめる分量である。帯に「古書を古読せず、雑書を雑読せず」と。いいコピーだな。ソフトカバーだけどきれいな本。作者が払ってきた対価とその史料のボリュームを考えれば3200円は安いと言っていいのだろう。継続は力なり、である。
 それと、やはりネットの力であるな。ブログを通して様々な反響を呼び、そのコメントが専門史家がアオクなって逃げ出すくらいの専門知識で満たされていく。市井の遺賢がいかに多くこの国に棲んでいることか、まあ教養の地層の厚さといったものをまざまざと見せ付けられる、というのはネットの出現なしには考えられなかった。
 断続的に継続されている彼女のブログは、今は病と闘う記録となっているが、次の新刊(堺利彦伝が予告されている。)を心待ちにしている。
 ともかく今は療養に専念されて、また元気に歩みだしてもらいたい。
 51歳というのは、これから豊穣へと向かう年齢である、と思う。
 伊能忠敬だって、まだ歩き出す前である。(なんのこっちゃ。)

 というわけで、今日は晴れて暑くなるかと思ったら、意外としのぎやすい一日だった。
 夏至が過ぎたということはこれから日が短くなっていくということか。

 まだ全然夏は来ない。






 

玉葱を円き土産に旅前夜

2010年06月24日 | Weblog

 晴れた。
 梅雨の晴れ間。されど湿気がなく風さわやか。こんなにさわやかな梅雨の日もめずらしい。日蔭にいるとちょうど春先のよう。

 というわけで、ワールドカップ・デンマーク戦は明日未明。このままいつものように寝て、いつものように起きれば、おそらく4時頃には目覚めるはずであるから、後半くらいは起きて見られるであろう。
 ま、見られなくても別段いいけど。

                

 そんなわけで遠く南アフリカに向かって、夕暮れ、サッカーボールを虚空高く蹴り上げておきました。

 さて、どうなりますか。健闘祈るのみ。

 オヤスミ。





桐の枝伐られひと日を濡れつづく

2010年06月22日 | Weblog

 またアイスコーヒー飲みすぎて眠れなくなる。明け方4時頃まで眠れず、二時間ほどまどろんで目覚める。

                
 
 何もしていなければ涼しいといっていいのだけれど、ちょっとでも動くとたちどころに汗流れ落ちる。ヤナ日だな。

 

 駐車場の端に繁茂している雑草に除草剤噴霧する。噴霧したのは冬眠鼠さんでワシは横で見てただけだけど、さて、除草剤というのは経験的にあまり効果的ではない記憶しかないが、さて。

                 

 先日の父の日にプレゼントされた作務衣をこのところ夜は着用している。
 なんだか職人さんになった気分。アルチザンは憧れ。憧れを知るもののみ我が悩みをも・・・。

 一日曇天。
 明日も雨降らないでいてくれるといいけど。




蒸し暑き虚空の穴に昼の月

2010年06月21日 | Weblog

 夏至って今日だったらしい。昨日だと思ってたぜ。

               

 昨日の夜から降っていた雨がちょうど日が昇る頃に止む。5時に起きたときは少し肌寒くて、昨日コタツをとったのをやや後悔する。
 もっとも体が動き出す頃には、曇り空ながら気温は上がってひどく蒸し暑くなる。
 まあ、正しい梅雨のありようではあるな。少し動いただけで汗ダラダラ。

               

 エリセーエフ『赤露の人質日記』読み終わったけれど、なんだかここ10年くらいの間に書かれたもののような気がする。発表されたのが大正10年だけれど、当時の評価はどうだったのだろう。きっと探せばどっかでわかるな。
 エリセーエフ自身についてはややキヨホーヘンあるみたいだけれど、中公新書の『エリセーエフの生涯』もう長いことずっとさがしているのだけれどぜんぜん拾えない。「日本の古本屋」で検索するとアッサリみつかるのだけれど、それで買う気にはならない。ま、そのうちどこかで出会ったら、ということであります。

 で、梅雨まだまだ続くのか。

 世間はワールドカップ一色で、それはワシとしてはいっこうにかまわないのだけれど、なんかアイダに相撲の野球賭博がどうのこうのというのが挟まって、なにやらかにやらではありますが、スモー取りがバクチしたりヤクザと付き合ったりするってのがそれほど驚くことなのか、マいいけど、普天間とかどうなったんだ、あまりにマスコミその時々でチョーシよすぎだろう、と思ったりするわけでした。

 梅雨、まだ続くんだろな。





蒼穹に球とどまらず夏至過ぎぬ

2010年06月20日 | Weblog

 このところ更新がおろそかになりがちなのはなんでかと思っていたら、要するにワールドカップだからだったね。けっこう楽しんでしまう自分におどろくのであります。まあ4年ごとというのはちょうどいいカンジかもね。

                 

 というわけで二日ばかりあいたけれど、もうその間のことが思い出せない。
 えーと、そうそう、ほぼ生れて始めてといっていいだろうけれど、スポーツ用品店に行った。スポーツ関連って高いんだね。野球のグローブなんて数万円もする。それにおどろく方がおかしいのかもしれないけれど、野球する人って他にバットやユニフォームもかうんでしょ?大変ですなあ。
 というわけで、やッすいビニールグローブ数千円を買う。

 それから、我が家の車のセキュリティーがケッコウ優秀であることも知る。鍵かった車を無理にあけようとすると、ケッコウな音量で町中轟き渡ることもわかりました。

 それから、梅雨の晴れ間草取りに精出して、山になった草を燃やそうとしたけれど、全然燃えませんなあ。ある程度時間がたって、ケッコウ枯れてんだけど、火をつけるってのは大変であります。

 もちろんサッカー見ましたぜ。なんか予想を裏切っていいタタカイしてんのですが、なんかとたんに評価が変わるのがすごいなあ。なんでこんなに評価が乱高下するのか、なんてのをマスコミがやってましたけど、そりゃアンタらの責任が最大だろうと思ったことでした。さも世論みたいに大衆の意見とやらを集めて、自分らは上から目線で評論してみせるのがマスコミの卑怯なやり口ですな。

                

 で、何十年ぶりかで、キャッチボールやりました。
 野球に興味が全くないから、キャッチボールなんて、ということですが、青空を白球が行き交うのは悪くないもんですなあ。
 肩と腰、ガチガチになりましたけど。

 またやりましょうぞ、キャッチボール。




梅雨晴れてあす火を放つ草の山

2010年06月17日 | Weblog

 そんなわけで、昨日はなんで更新できなかったんだろう。というか一日たつと昨日のことがぜんぜん思い出せない。

               

 ああ、夕方ずいぶん遅い時間にふたりで畑行ったのだけは思い出した。そろそろ草生えだしたな。梅雨が終わってからがおそろしい。

               

 で、きょうはすごく暑くなった。たぶん真夏日。
 冬眠鼠さんはお出かけ。旧友再会。どこぞで久闊を叙しているか、さぞや暑いことでありましょう。

 不思議なもので、一応勝ったとなると、他の試合にも興味が沸いてくる。いや、ワールドカップのハナシですけどね。普段はぜんぜん興味がない他国の話にフムフムと見入ったりしてしまう。
 ま、次戦次第でまたどうなるかわかりませんがね。
 ツバメが詳しくて、横でいろいろ解説してくれる。さすが今試験の最中の受験生は違う、のか?
 ま、そういうわけです。

              

 明日からまた雨らしい。

 朝のうちは晴れてたら草取りせねば。

 というわけで、どちらさまもガンバロウ。