4月後半になってようやく桜が満開になった。
隣の町のコウボウ山が全山桜なのを車運転しながら横目で見る。同じ日に夜桜を川べりまで見に行く。堤を頭上すぐの桜のアーチをくぐりながら往復する。闇にうきあがる満開の桜はこの世のものとも思えない。花を見上げながら桜の樹の下の土中深くを想像した人はやっぱりタイシタものである。
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この間畑でせっせと耕運機転がして、芋や葱植えた。あっというまに草萌え出てきたから一日だけ草取りして火も焚いた。そしたらケッコウな雨も降って、また草だらけになった。
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松本健一『昭和史を陰で動かした男 忘れられたアジテーター・五百木ヒョウ亭(ヒョウは票に風)』(2012 新潮選書)
松本健一センセイ相変わらずの御健筆。大学教授やって内閣官房参与なんてのまでやって、どんどん本書いちゃうからなあ。五百木ヒョウ亭なんて全然知らなかったけどね。できれば参考文献のっけといてほしかったけど。
子規の一番弟子というか弟分というか、ともかく同郷の俳人仲間だった人物がジャーナリストを経てアジテーターというか院外団というかフィクサーというか、要するに浪人、というものになっていく。この、浪人、というのが勘所なのだろうが、その実態はよくわからなかった。ともかく、今でも永田町界隈にはこんな人物がたくさん跋扈しているんでありましょう。ただ、昭和史を陰で動かした、かというとどうなのか、これまたよくはわかりません。
というわけで、あっというまにゴールデンウイークでありますなあ。
特に読みたい本も手元になく、何する予定もまったくない。天気がよければ草取りでもするか、といつものとおりに月日は流れていくのであります。
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図書館でも行くか。