路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

種蒔いて雨待ちおりて空を見る

2005年08月31日 | Weblog

 涼しい日が続いてありがたい。
 本日は普段より多めに草を取る。
 八月も終わりだけれど、まだ草ははえるのかなあ。

 総選挙が告示され、一台だけ選挙カーと出会う。
 候補者本人らしき人物が大声で名前を連呼しているが、初日で力が入りすぎなのか、何を言ってるのかよくわからない。
 それにしてもウルセエなあ。そいつの名前を確認して、そいつにだけは投票しないことにする。

 しらないうちに、okatakeの日記が再開していた。
 これでまた朝のおなじみが戻ってきたけど、このところサビシカッタのは、オカタケさんに会えなかったからかもしれない。

 夜は引き続きレポートをパコパコ。
 段々に袋小路に入っていく思い。出口が全くわからない。
 どうしたらいいんだろう。

 夕刻より雨。
 断続的に降り続く。


木洩れ陽を身に揺らめかせバスを待つ

2005年08月30日 | Weblog

 朝は涼しいというよりも寒い。
 そろそろコタツを出したほうがいいんじゃないか、と真剣に考える。
 それが日中には、今日も暑いねえ、と言い合うようになるからなあ。

 先日植木屋さんが来てから、周囲が随分とサッパリした。同時に草々の繁茂一層目立つ。
 朝のうちに草取りを、と思いつつ逡巡しているうちに時間を過ごし、夕方やろうと思い直してナットクさせ(自身を)、結局夕方もやらない。

 夜は道路拡幅についての会合。

 帰ってきて、レポート作成の続き。
 パコパコと深夜二時過ぎまでパソコンを叩き続ける。
 ツマラン、何もかも。

 明日は眠いだろう。




夏帽子転がる先の日照雨かな

2005年08月29日 | Weblog

 曇天、涼しい。

 日曜日を半日グダグダ過ごして午後から畑へ。大根の種蒔き。
 先週草取ったあたり、もうかなりの草か、と思ったがそれほどでもなかった。夏の峠を越して、草の生長も一段落か、と思うのは甘いだろうな、多分。
 
 大根の種蒔きは夏の終わり、畑での最後の大仕事だ。いつもの年なら、ジリジリと背中を焼かれながら汗ダクダクだけれど、今日は涼しくて助かった。
 そういえば今日は蝉の鳴き声を聞かなかったな。アイツらが静かだと大分感じが違って来る。夏は蝉とともに去りぬ。

 夜は涼しいというより寒い。
 布団が恋しくなったり、外灯の明かりを暖かく感じたり、季節は動いていく。


乳母車夏着の母が陽を除ける

2005年08月28日 | Weblog

 またも暑い。夏は死なない。
 草を取っていると、日射しと微風が交互に当たる。

 午後配達で昔野市へ。
 古本屋にでも寄ろうと思ったけれども、結局どこへも寄らずに帰る。
 帰りながら、これではブログに書く事柄も無いなあ、などと思う。ブログが日々を規定する。「未来日記」みたいになってきましたな。

 冬眠鼠さんは体調を崩し横臥。ツバメは「24時間テレビ」とかで、テレビの前で就寝。夜中に見てみると、案の定テレビをつけたまま高鼾。

 『通販生活』に岩波ブックレット『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』がついてくる。
 読みながら就寝。


藪蘭の姿を見せて夏逝くか

2005年08月27日 | Weblog

 台風が過ぎ、当たり前のように暑くなる。
 もう暑いのはいいよ。

 ここ数日、眼が痛痒い。
 恒例の花粉症。
 冬眠鼠さんによると、隣の空き地にブタクサが繁茂しているらしい。
 花粉症に付き合って長いが、そもそもはこの秋の花粉から始まって、春のそれへと移行した。
 もう、痒いなあ。
 掻き過ぎて眼が陥没しそうである。

 夜レポート作成。ますますワケわかんなくなる。
 思い屈していると、キーボードの上に蚊が止まる。このところ時々耳元でうるさくしていたらしきソイツを撃滅のチャンスであったが、キーボードを激しく殴打するわけにも行かず、取り逃がす。無念。


枝打って木の香と空の拡がれり

2005年08月26日 | Weblog

 台風がいよいよ上陸か、というので心だけで準備しているが、なかなか来ない。
おおむね曇天、時々雨。すぐに止んで日も差す。

 某金融会社Iさんと話す。
 入社20年、会社は人間を削り、経費を削り、今ほど忙しい時は無いという。殆ど休みはとれない。4月に東京から転勤して来て、夫婦2人、子供は無し。
 このところ経営実態はホボ恐怖政治。仕事ができるだけ幸せに思え、ということらしい。50歳を越えると緩やか且つあからさまな退職勧奨が始まる(遠方への転勤など)との事。
 ここ数年殆ど家にいない夫に対して、妻がしばしば精神的に異常な状態を呈するようになって、それがまた全く知らない土地に連れてきてしまって今後どうなるか・・・。
 というような事を爽やかな営業スマイルで言われる。

 冬眠鼠さん、腕に出来た突起物の除去手術を本日完行。
 ちゃんとした手術だったらしいが、突起物の正体についてはイマイチ不明。
 術後、麻酔が切れて大層痛いらしい。
 お大事に。

 結局、台風はこのあたりにさしたる痕跡は残さずに去る。


それはそれ秋はいつもの秋なれど

2005年08月25日 | Weblog

 今のところ台風の気配はなし。
 日射しは強いが温度はそれほど上がらない。秋か。
 空気の匂いにも秋が混ざり始めた。

 夕方冬眠鼠さんと耕運機をおして畑へ。
 大根を蒔くように地起こし。
 先日草を取ったばかりの所だが、残した草が刃に絡みついてくる。
 古い耕運機で、いつ止まっちまうかヒヤヒヤもので作業を進める。もし止まったら機械オンチの小生には直す術がない。
 どうにか言うことを聞いてくれた耕運機をおして、6時過ぎに帰宅。
 大音量で世間を驚かせながらの往きかえり。もう結構近所で評判だろうか。
 (オイあいつらまたやって来たぜ。)

 夜昨日の続きのレポート。
 マジメにやっていれば、あと10日ほどでは到底仕上がらないことが判明。
 さてどうするか。
 今回はあんまりデッチ上げようがないんだよなあ。
 
 秋の気配と共に、今までいなかった蚊が発生。
 刺されたうえに、耳元で羽音で寝付けない。


そんなにも考えこまず晩夏光

2005年08月24日 | Weblog

 台風が近づいているらしい。そのせいか朝方はかなりの雨。それもじきに止んで、曇天。で、どうかするとまたポツポツと落ちてくる。
 一日そんなことの繰りかえし。

 そんな中植木屋さんは何事もないかのゴトクに木の上でチョキチョキ。
 途中樹上より大声で何事か呼びかけられた、と思ったら、これがケータイで、テッペンで業務連絡。器用なものである。
 そこからなら電話じゃなくても、大声だしてれば聞こえるんじゃないか?
 マア、近所一帯にも聞かれてると思うけど。

 夜になってレポートの続きを少し作成。
 研究そのものよりも、パソコンの使い方の方のオベンキョウに時間がかかる。
 どうせすぐまたわかんなくなって、明日はまた最初からオベンキョウしなければならないだろう。
 ぜんぜん本来の勉強まで到達しないのである。

 それはそうと、昨日初コメントをくださったakikoさん。コメント欄が0なのを気になさって・・・なんて、サクラさんなのがバレバレですぜ。
 マア、とりあえず今後ともよろしく。
 また楽しいコメントお待ちしております。


門前を蟻が蝉引く残暑かな

2005年08月23日 | Weblog

 朝方今日も暑くなるかと思っていたら、曇り日で、時々雨が降り出すも、さして降るわけでもなく、蒸し暑く、また風吹けば秋の心地。変な天気。

 植木屋さんが来てハサミの音。
 毎年庭がさっぱりすると秋がやってくる。
 今年はまだ草取りもできないけれど。

 出かける先で選挙の話題。
 総じて、もうどうでもいいよ、といった風潮。小生もほぼ同様。うるさいのはいい加減辟易である。

 夜レポート用の本を読む。
 もう時間が無いので、またもデッチ上げそうな気配。
 夏休み一研究みたいな様相を呈してきた。気づけば合宿まであと十日ほど。

 夕暮れより虫鳴きだし、外灯を暖かく感じる。
 秋は瞬く間にやってくる。


新涼や草の波間のきみとぼく

2005年08月22日 | Weblog

 一日曇天。涼しい。
 一日畑の草取り。
 午前中は冬眠鼠さんと、午後は子どもたちも。

 しばらくこないうちに、草は驚くほど、「笑っちゃう」ほど伸びきって、夏の終わりの風に吹かれていた。
 これだけ伸びているとかえって何の遠慮もなくガリガリと。
 草の中にもぐりながら一日ガリガリ。
 やがて、取った草の積み上げた高さは、ほぼ背丈と変わらぬ壮観となった。ツバメこれを称して「ナマグサ(生草)ボウズ」と呼ぶ。
 写真とっとけばよかったな。

 一日やったらきれいになった。
 きれいになったら気持ちがいい。
 気持ちはいいけど、ヘロヘロである。
 夜には眠い。