路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

この年も朝焼けのみは美しき

2006年12月31日 | Weblog

 朝から餅つき。毎年のコトながら・・・。
 注連飾りを飾って、掃除して。年改まるなあ。でも寒い。
 午後に最後の集金。無事に済んでよかった。
 小生の周囲はなかなか片付かん。いつになったら・・・というかこのまま越年の予感。
 今年もあと一日である。
 夜は「有頂天ホテル」と「エンタの神様」を交互に見て、時々久米宏と鶴瓶が出てるナンカのヤツとBSでユーミンが歌ってるヤツを混ぜながらダラダラと。終わってからBSでちょうど第九のいいところになっていたので、それを聞く。
 かくてそのように年更けていく。
 ウー、寒い。


雪踏めり明日からもこうして生きていくだろうか

2006年12月30日 | Weblog

 朝起きると一面雪。新聞屋さんの轍だけが薄明のもと就いている。
 掻くまでには至らず雪掃き。でも結構重い。

 ずうっと薄曇で雪の明日のようにならない。午前中に坂道町まで配達、集金。雪道はいやだなあと思いながらソロソロと。それでも昼近くには陽が出て、出てくるといい天気になって、雪もドンドン融ける。

 午後自転車で銀行めぐり。晴れてきた日のもと結構軽快に走っていると、日蔭の道で凍っている地面に滑ってアワアワワと滑る滑る。そのままズズズと滑って、道の真ん中に放り出される形で派手に転倒する。イタタタタ、だけれど偶然車が途絶えていたところだから良かったけれど通常ならばすでにこの世に居ないところ。暮れの葬式は皆様にご迷惑だからなあ。

 夜は片付けもしないで、保科正康『後藤田正晴』を読んでそのまましらないままに寝てしまう。風呂にも入らないで。


押し詰まり生き詰まりして猫背かな

2006年12月29日 | Weblog

 雪の予報。
 いよいよ年の瀬。やることあれど体が動かないカンジ。結局無為に過ごす。

 夜は恒例の小田和正「クリスマスの約束」今年はもうやらないかと思っていたら、今頃放映。
 毎年、深夜ひとりで見ていたが今年は家族みんなが起きていて年賀状書いたりしてる中見る。みんな大きくなったというべきか。
 なんか今年は会場が大きくなってるせいか、ちょっとシットリ感に欠ける気が。というかシットリせずに見ているせいか。

 深夜二時頃就寝。
 消灯しても部屋がほの明るい。どうやら降り始めたらしい。


錯雑や枯野を帰る木も虫も

2006年12月28日 | Weblog

 晴れた。昨晩のあの暴雨風はなんだったのか。ともかく晴れて、気温も高い。

 城跡市まで出かけたが、途中窓あけてもいいくらいの暖かさ。
 来客ひとり。3時間ほど話していく。小生はただ聞き役。

 夜は本も読まない。
 年賀状を前にして手がつかない。ナゼだろう。
 もういいか。


暮れきって闇打つ雨の恐ろしき

2006年12月27日 | Weblog

 今日はほんとに寒かった。手がすぐにカジカンデ、ちょっと字を書こうとしてもうまく書けない。

 夜はずっと本読んで過ごす。
 雨が降りはじめ、やがて大雨。けっこうな音となって屋根を打つ。

 結局風呂入って深夜2時頃就寝。そのころようやく雨音途絶える。


暮れゆけば賀状拡がる中にあり

2006年12月26日 | Weblog

 年賀状も書かないとナア、と年賀状書いてる冬眠鼠さんの傍らで思う。でも書かずにコタツにもぐってるばかり。

 仕事しながら何気なく判子の箱に手を入れると、なくしていた家の鍵が出てきた。なんだかクレーンゲームの商品みたいにして出てきてびっくりする。でもよかった。

 午後に集金に行った御宅で去年の今頃なくしたボールペンを渡される。年に一度しか行かないところだからびっくりする。どうもすみませんです。

 なんだかなくし物が出てくる日でありました。まあ、あとはボクの青春とかそんなものが出てくると、(出てきても困るけど)他にはお宝とか出てこないかなあ。出てこないよなあ。
 どっかに現金でも湧いてるところはないものか。

 夜は「のだめ」の最終回を観て、スマスマまで観てしまって、本を少しだけ読んで寝る。


山岳澄みて我が産土の暮れゆくや

2006年12月25日 | Weblog

 クリスマスイヴとて家族でお出かけ。行き先は風立ち町図書館。久しぶりだなあ、この図書館。
 ゆっくりと書架の谷間を遊弋する。
 このところ本読んでなかったから何冊か借り出す。
 荒俣宏『奇っ怪紳士録』(平凡社ライブラリー)
 石川真澄『セピア色の庶民史』(朝日新聞社)
 森内俊雄『桜桃』(新潮社)
 丸谷才一・山崎正和『二十世紀を読む』(中央公論社)
 保阪正康『後藤田正晴 異色官僚政治家の軌跡』(文芸春秋)
 五味文彦『藤原定家の時代―中世文化の空間―』(岩波新書)
 苅部直『丸山真男―リベラリストの肖像』(岩波新書)
 佐藤国雄『元帥の晩年』(朝日新聞社)
 ひさしぶりに小説も読んでみようと思い、そうなるとやっぱり森内俊雄かなということに。

 帰宅後M-1を観ながらクリスマスパーティー。おお豪華。
 M-1は近年小生イチ押しのチュートリアルが見事優勝でウム満足。これで小生のヒイキ筋はみな世に出おったな。(ってアンタナニサマ?)
 そのあとプレゼント交換。といってもいつものごとく小生だけはただ貰うだけ。ホントすまんこってス。

 『二十世紀を読む』を読んで就寝。
 あと一週間。


年の瀬をいつもの如くその如く

2006年12月24日 | Weblog

 注連飾りを冬眠鼠さんが作り始める。小生も少し手伝い。何十年もやってるはずなのに、縄を綯っていると、やり方のマチガイを指摘される。ナゼなんだろう。ずっと間違ってたと言うことではなくて、今年に限っておかしいなあということだと思うけど。最近はオカメやなんかの飾りもセットでプラスチックで売ってるらしい。なんでも売ってる御時世だな。

 そろそろ今年を回顧する気分。
 忙しいなかにポッカリ開いた休日となった。



 

凡庸に生きて冬夜のコーヒーよ

2006年12月23日 | Weblog

 もういいかげんに、というわけで朝からタイヤ交換。毎年これが疲れるんだよね。
 そんでついでに床屋へ行く。
 タイヤを換えて、という話になって床屋の主、私は今年初めて金出してやってもらいました(ひとつ四百数十円の由)と言う。オヤどうしたの?いえ実はヘルニアで・・・。ということになって、しばしヘルニア話に花が咲く。一応ヘルニアニ軍の小生としても、さも由緒正しきヘルニア人のごとく1のものを120くらいにして先輩風を吹かせる。

 夜はみんなコンサート(おお優雅)にお出かけ。小生ひとりお留守番でグダグダ過ごす。
 BSでフォーク・ロック特集みたいなのをやってて(しょっちゅうヤッテんナ)それを中心にだらだらとザッピング。もうずうっとダラダラしすぎである。

 今日は冬至らしい。冬至ってどうなる日のことだっけな。日が一番短いのかな。よくわからん。

 ともかく今年もあと少しである。


極月の黙してゆけり荒小道

2006年12月22日 | Weblog

 寒い。水仕事は手にヒリヒリする。

 新聞に中野徹雄の訃報。そのかみの秀才伝説も数行の死亡記事にするとどうってことないな。
 朝日の社会面に毎日の三田記者が酔っ払って暴行して逮捕された旨出てるけど、これから毎日の美術欄はどうなるのだろう。毎日インタラクティブには何にも出てないぞ。

 明日が論文締め切りですが、皆様頑張っていらっしゃいますでしょうか。ワシはもう出しちゃったけど、ちゃんと着いてるだろうな。もう見てもらっているだろうか。

 夜うたた寝してたら11時半過ぎだった。慌てて起きて2時頃就寝。
 12月もようやくあと10日ほどか。