路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

はじまりは若葉のかげの小屋でした

2010年04月30日 | Weblog

四月尽、晩春になってようやく春めいてきた。

 朝から某所へ行き、書類に実印を押してもらい、帰ってきてからカバンの中をみると書類がない。どこかに落としたとか、帰りに別件で一軒寄ったからその時に盗まれたのか、と最悪の場合のことが頭をよぎる。あわてて電話して確認してその家に書類を忘れて来たことがわかり、大至急取りに戻る。まったくアホである。
 春めいたせいかなあ。アタマぼけぼけである。

 冬眠鼠さんは今日も終日大工仕事。ワシも少しお手伝い。
 そういえば昨日はみどりの日ではなかったらしい。ずっとみどりの日だと思っていた。昭和の日って、昔からそうでしたか?まあ昭和の日なんだろうけど。
 正直ワシなどはいまだに平成というより昭和のほうが実感がある。平成になったのなんてつい最近のようなきがするが、さすがにこれはマズイだろうな。

 というわけで、今日はすっかり昭和なモノが出来上がりました。

 一日晴れて、日本晴れ、というような昭和な日でありました。
 一日遅れですが。

 というか、時代遅れのワタクシですが。



遅い春ガガガガ-ンとやってくる

2010年04月29日 | Weblog
 
 ホントにツイッターってそんなに面白いんだろうか。ブログやりながらツイッターやってる人が最近けっこう多いらしくて、「くわしいことは、ツイッターで書いたが・・・」みたいな文章によくでくわす。あれって呟くだけじゃないのかしらん。なんだかやたらに忙しいだけみたいな印象があるけどなあ。

 そんなことはどうでもいいのだけれど、今日も午前中はザンザカ、ザンザカ雨で、昼近くなってあがったと思ったら、午後にはすっかりサワヤカ~な天気になってしまった。
 鼻腔の奥で懐かしいはつなつの香りがしたぞ。

 冬眠鼠さんは晴れたとみると、さっそく工作開始で、ずっとダダダダー、である。
 よく続くものであるな。よっぽど好きなんでしょうね、図画工作。

 そういえば、ゴールデンウイーク始まったのか?
 ゼンゼン関係ないながら、たしかに今日は五月がくる予感の一日であったな。
 われを統べる五月の鷹。

 夜になってもはつなつの香り。



たんぽぽややがてひざしにせがとどく

2010年04月28日 | Weblog

しかしそこら中タンポポだらけになってきたぞ。はやいとこなんとかせねば、こいつらが根をはりだすと始末におえないからな。

 というわけで、朝起きたらもう雨はやんでいて、なんだ予報と違うじゃないのと思っていたら、10時頃にはヤッパリ降ってきた。と思ったら昼にはすっかりやんで、急に陽が差し、おや風がさわやかジャン、みたいなことになりました。

 なんだか忙しかったなあ。月末だからか? でも相変わらず、貧乏人の・・・だけど。(貧乏人の、何だよ?そんなコトワザあったっけなあ。)

 まあいろいろあったけど、公開できるようなことは特にナシ。
 世間はいよいよ黄金週間モードか?
 ワシにはゼンゼン関係ないけど。

 ホントなんの予定もないっす。




 

 

奥津城に桜蘂のみ赤かりき

2010年04月27日 | Weblog

 朝刊にアラン・シリトーの死亡記事が出ていた。
 扱い、こんなものか。
 まだ生きてたんだな。1928年生まれだというから、昭和3年生まれか。ナルホドね。(何が?)
 あの頃の我らの世代の本棚にあるのにだいたいチョウドということですかね。(ってヨクわかんないけど。)
 『長距離走者の孤独』面白かったな。
 「奴らはずるい。けれどおれの方がはるかにずるい。」
 「おれは奴らにみせつけてやる。ほんとの誠実ってのがどういうことかを。もっとも奴らには絶対にわかるまいが。」
 っていうような章句があったような気がするけれど、違うかもしれない。違うかもしれないけれど、シリトーといえばそんな文章として思い出す。
 『土曜の夜と日曜の朝』とか。集英社文庫だったよな。
 シリトーがこれらを書いたのはもう50年も前のことか。怒れる若者、がその後どんな人生を送っていたのか全くしらないけれど。
 思えばワシが小説を読まなくなってもうだいぶ長い時間がたつといいうことであるな。あのころの集英社文庫でいうと、フィリップ・ロスとか、まだ生きてんのかなあ。

 というわけで、今日はその同世代のひとの命日でもあるので、いちおうお墓参り。
 寒い。
 お墓の桜もほとんど散りかかっている。
 そのころから雨降り出し、やがて風強くなる。夜半にかけて風雨強く、あたりを騒がす。

 風雨強かるべし。
 このところずっと。



初蝶は飛び立つような着くような

2010年04月26日 | Weblog

仕事していてだらだらと汗をかく。
 本来こうでなければいけないのだろう、もう暦の上では夏も近いのだから。

 時々いま平成何年なのか、西暦何年なのかわからなくなる。若い頃はオトナがそんなことを言うと、なんとバカな奴らかと思っていたが、いまや完全に自分がそうなっている。
 イヤ、最近さかんにゼロ年代のナントカとか10年代のナニやら、とかいう記事を見るので一体なんのことかと思っていたのだが、西暦で下2桁の話だったのね。で、今年は何年なの?というのがすぐに答えが出てこない。二千何年だっけ。22年か、いやあれは平成か、みたいになってくる。
 要するに、例えば昭和初年代の文章を読んでいて、昭和7年なら今から何年前だ、というのがすぐ出てこない。1932年とあれば、それはいつ頃なのかという実感が出てこなくて、いちいち昭和になおさないとピンとこない。昭和に直すと違う意味でピントがずれる。
 と、愚にもつかないことを書いていても仕方がないのだが、そもそも今年はゼロ年代でいいんだよな。

 あーあ、つまんないことを書いてしまった。
 明日からまた雨、それも大雨、とか言ってるぜ。

 やだなあ、雨。



俯けば落花たちまち流れゆく

2010年04月25日 | Weblog

日曜日今日も一日トンテンカン、ブイーンブイーン、ガンガンしている冬眠鼠さんの横で、木をおさえたり、石おさえたり、釘おさえたりする。
 で、排水と水槽とできあがる。

 暑くもなく、寒くもなく、(ちょっと寒いか)いい日だなあ。

 知らないまにタンポポ花盛りである。早くとらねば、また繁殖する一方である。もう朝5時半にはすっかり明るいから早起きして草取りしよう。と、思いますけど、いつでもね。

 ゴールデンウイークまえの一週間、つつがなくありますように。



東京へゆく春の水空の色

2010年04月24日 | Weblog

久しぶりに清々しい春の日になった。
 風が少し冷たいけど、それよりも青空がうれしい。

 BSでやっていた俳句のやつ、(番組名失念)ちょっと見たら兼題が「春の水」「地名」「空」だというので作ってみました。
 地名の部分、東京じゃなくてもいいよ、好きなの入れてね。京都でもサハリンでもハイラルでもハルビンでも。(ちょっと満州づいてまして。)

 いい天気の中、冬眠鼠さんにまたも工作してもらって、手洗い作ってもらう。
 相変わらず凄いネ。
 なんというか、構想力ですね。プラス技術力ですけど。
 最初部品を作っている段階ではナンになるのかサッパリわからないものが、完成形近くになってナルホドね、ということになるのはちょっと感動的ですな。
 ワシの場合、全く構想というものが湧かないからね。昔から技術家庭科というの苦手でしたから。というかタブン大嫌いでしたから。何のためにこんな科目があるのか、と思ってましたから。授業の内容全く理解できませんでしたし、理解する気も全くありませんでしたから。
 まあアルチザンというのはとっても憧れますけど、(殆ど尊敬してますけど。)自分自身には全くその才能が無い哀しさよ、ということであります。

 と、今日もそんなこんなで、明日も晴れるらしいのはありがたいです。

 いつのまにか4月終わりそうですね。



かたくなにけなげであるぞチューリップ

2010年04月23日 | Weblog

もう完全に厳寒であるな。1月くらいのカンジだぜ。顔がイタ寒い。
 そんななのに気付くとチューリップが咲く気で顔を出している。こんな世の中に出てくることないのに、と思うけれど季節感より暦にのっとって出てくるのだろうか。

 というわけで、句と画像と内容があまりにも付きすぎで面白くもないが、だいたい面白いことなどそうそうないのである。言うまでもないことながら面白くもないことのほうがはるかに多いのである。面白きこともなき世を、である。面白く、とはなかなかならないのである。

 と、ウダウダ書いてていても仕方がないので、モウやめます。
 
 明日は楽しいことが書けるといいなあ。



波頭逆巻くうしろ頭かな

2010年04月22日 | Weblog

もう何度も言いますが、おかしいゾ、ほんとに。今日なんか嵐だもんね。寒いったらありゃしない。車運転してても横の窓ガラスに雨が音たてて殴りこみの勢いだからなあ。

 で、夜になってあわててコタツにもぐりこむと、コタツ壊れてやがるし。
 ファン(?)がまわる音はヒュンヒュンするのだけど、熱くならない。出てくるのはただの風。つまり脚突っ込むと中で扇風機廻ってる、ということで、これはコタツではない、モチロン。コタツとは全くアンチにあるものであるな。で、いったん消してみたり、叩いてみたりとアンチ科学派のやりそうなことをひととおりやってみたけれど、ヤッパリなおらないから壊れたんでしょうな。
 だいたいワシの一年はコタツのある時とない時(もしくはハンテンを着てるときと着ない時)の2季であるから、コタツはあるがコタツとして使えない時、というのは想定外なのである。冬眠できない熊みたいなものである。哺乳類なのに卵を産むカモノハシみたいなものである。鳥か獣か自分でもわからなくなるコウモリみたいなものである。というか、動物好きでもないのに動物に例えようとしても無理があるワタクシのようなものである。って何の話だったけなあ。
 要するに今の季節にコタツの心配というのは季節が悪いのである。
 なんだかクダラナイ文章垂れ流すなよ、ということで、ともかくオヤスミナサイ。

 明日は晴れますように。



いつだってペンキ塗り立て春の風

2010年04月21日 | Weblog

久しぶりの春の日で、冬眠鼠さんお外で奮闘。ワタクシも少しお手伝い。
 少しづつ改造計画を実行に。
 夕方には畑で無事にジャガイモも種蒔き。あとはいよいよ草取りだな。

 ナンダカンダで4月も後半。今日あたりの風の匂いは、ゴールデンウイーク間近のころの匂いになってきたな。といって別になんの予定もあるわけではないが。
 まあ新学期も今頃からワンクッションというところでありましょうか。
 風薫るころが待ち遠しい。

 といっていたら、夜半より急に風強く、ビュービューと凄い音をたててうなりだした。
 なんなんだろう。明日はまた雨らしいし、いつまでたっても変な天気だな。