ようやく八月が終わる。
長かったな。暑いせいだな。殆どブログどころではなかった。
暑さのせいで、何日もPCに向かう気もしなかった。でもまだ暑いらしい。
土曜日。暑い暑いと言っていたら、午後四時頃、突然雨降り出す。それがいかに突然かといえば空はまさに晴天のまま、見晴るかすかぎり雲など何もないのに、雨が降り出し、すぐに豪雨となる。晴天のまま。
やがて、これまた突然東風、しかも突風。
晴れて明るい中を、雨が幕となって、(ちょうど舞台で幕が引かれるように)、目の前を水の幕が東から西へと激しく(ほんとうに激しく)水平に横切り続ける。
あんな光景は生れてはじめてである。
枕元に積んであるツンドク本の一番下から、松本健一『在野の精神』掘り出して読んでみると、これが面白い。
吉田正春とか常葉金太郎、吉倉汪聖なんて人は名前も知らなかった。
それにしても松本健一、これらを書いたころはまだ三十代前半だからなあ。
日曜日、午前中某所より帰宅する途中、我が家の一郭東側の屋根がトタンすっかり剥がれて、半分ほど飛びかけているのを発見する。
びっくりしたなあ。前日の風、まさに台風ナミだったからなあ。
さっそく屋根にのぼり、おそるおそる剥げたトタンを折り返しだけはしたけれど、これでは春のそよ風程度で確実に飛ぶ。
屋根屋さんに頼んで、月曜日さっそく来てもらう。
その月曜日、さっそく来てくれた屋根屋さんに見てもらって、その直後、病院から連絡があり、年寄りの容態急変を知らされる。
あわてて駆けつけたのが昼頃で、そのまま緊急手術が決まって、夜八時頃まで、病院に待機する。
途中ちょっと帰宅して、待ち時間用に、内田百『百鬼園戦後日記』を持ってくる。
日記だからどこから読んでもいいから待ってるときの読書にはいいだろう、とのヨミ。
年寄りの方はツツガナク手術終わり、切り取った内臓なんぞを見せられて帰ってくる。
百先生のほうは、最初はテキトーなところから読み出したのだけれど、面白くて最初から読み直し、帰宅してからも読み続く。
日記だから日常の記録でしかないのに、どうしてこれほど面白いのか。ひとつには昭和二〇年八月から始まるその時期の特異さ、ということがあるだろう。
それと、やっぱり文章の力、芸の力、ということであるな。
ま、こんなブログ書いてるのが恥ずかしくなるな。
ということで、八月終わり。
まだ、猛暑日、とか言ってやがるぜ。
ほんとに、モウ。
長かったな。暑いせいだな。殆どブログどころではなかった。
暑さのせいで、何日もPCに向かう気もしなかった。でもまだ暑いらしい。
土曜日。暑い暑いと言っていたら、午後四時頃、突然雨降り出す。それがいかに突然かといえば空はまさに晴天のまま、見晴るかすかぎり雲など何もないのに、雨が降り出し、すぐに豪雨となる。晴天のまま。
やがて、これまた突然東風、しかも突風。
晴れて明るい中を、雨が幕となって、(ちょうど舞台で幕が引かれるように)、目の前を水の幕が東から西へと激しく(ほんとうに激しく)水平に横切り続ける。
あんな光景は生れてはじめてである。
枕元に積んであるツンドク本の一番下から、松本健一『在野の精神』掘り出して読んでみると、これが面白い。
吉田正春とか常葉金太郎、吉倉汪聖なんて人は名前も知らなかった。
それにしても松本健一、これらを書いたころはまだ三十代前半だからなあ。
日曜日、午前中某所より帰宅する途中、我が家の一郭東側の屋根がトタンすっかり剥がれて、半分ほど飛びかけているのを発見する。
びっくりしたなあ。前日の風、まさに台風ナミだったからなあ。
さっそく屋根にのぼり、おそるおそる剥げたトタンを折り返しだけはしたけれど、これでは春のそよ風程度で確実に飛ぶ。
屋根屋さんに頼んで、月曜日さっそく来てもらう。
その月曜日、さっそく来てくれた屋根屋さんに見てもらって、その直後、病院から連絡があり、年寄りの容態急変を知らされる。
あわてて駆けつけたのが昼頃で、そのまま緊急手術が決まって、夜八時頃まで、病院に待機する。
途中ちょっと帰宅して、待ち時間用に、内田百『百鬼園戦後日記』を持ってくる。
日記だからどこから読んでもいいから待ってるときの読書にはいいだろう、とのヨミ。
年寄りの方はツツガナク手術終わり、切り取った内臓なんぞを見せられて帰ってくる。
百先生のほうは、最初はテキトーなところから読み出したのだけれど、面白くて最初から読み直し、帰宅してからも読み続く。
日記だから日常の記録でしかないのに、どうしてこれほど面白いのか。ひとつには昭和二〇年八月から始まるその時期の特異さ、ということがあるだろう。
それと、やっぱり文章の力、芸の力、ということであるな。
ま、こんなブログ書いてるのが恥ずかしくなるな。
ということで、八月終わり。
まだ、猛暑日、とか言ってやがるぜ。
ほんとに、モウ。