日曜日、いい天気。
機関車が走るのは今日が最終日。近くの線路脇には野次馬が(彼らの車も)鈴なり。その中にまぎれて、家族で汽車待ち。
このところ、しばしば汽笛の音に和ませてもらった。もう聞けなくなると思うと寂しい限りである。
我が家にもいよいよコタツ出来。
コタツになると和むけれど、うたた寝も増えるな。家族の眠り箱だからな。
夜その眠り箱で録画しておいた放送授業二つ。
「学校システム論」では昭和35年のドキュメンタリー二つ。
ひとつは山の分校に始めてやってきたテレビ。川の浅瀬を走ってきたトラックが運んできたテレビを村人全員でお出迎え、そのあとテレビを真ん中にして記念撮影。
教室で初めてつけられた画面はクラシックの演奏会で、子供達みんなが釘ずけ。バイオリン奏者が弓を動かすその手の動きそのまんまに、彼らの腕も動き出す。
画面をみつめる子供達の視線がいきいきしている。
もうひとつが、同じ年の東京の小学生。
中学受験のために日夜オベンキョウ。家族は子の邪魔にならないように、家の中で逼塞し、茶の間のテレビは映らないように電源が抜かれている。
机に向っている子供のもうウンザリといった顔が印象的。
「情報化社会研究」では、冒頭で、オンデマンド移動図書館なるものが紹介される。
移動車にプリンターや製本機などを載せた車で、デジタル化されている書物をインターネットで検索し、要望によってもういちど紙の本として手渡す。例えば『不思議の国のアリス』程度なら所要時間10分、費用1ドルくらいでできるらしい。
こういう車(移動図書館)が現実に世界中で何台か走っているらしい。
世の中どんどん進んでおりますなあ。
というわけで、また一週間。
いい一週間でありますように。
機関車が走るのは今日が最終日。近くの線路脇には野次馬が(彼らの車も)鈴なり。その中にまぎれて、家族で汽車待ち。
このところ、しばしば汽笛の音に和ませてもらった。もう聞けなくなると思うと寂しい限りである。
我が家にもいよいよコタツ出来。
コタツになると和むけれど、うたた寝も増えるな。家族の眠り箱だからな。
夜その眠り箱で録画しておいた放送授業二つ。
「学校システム論」では昭和35年のドキュメンタリー二つ。
ひとつは山の分校に始めてやってきたテレビ。川の浅瀬を走ってきたトラックが運んできたテレビを村人全員でお出迎え、そのあとテレビを真ん中にして記念撮影。
教室で初めてつけられた画面はクラシックの演奏会で、子供達みんなが釘ずけ。バイオリン奏者が弓を動かすその手の動きそのまんまに、彼らの腕も動き出す。
画面をみつめる子供達の視線がいきいきしている。
もうひとつが、同じ年の東京の小学生。
中学受験のために日夜オベンキョウ。家族は子の邪魔にならないように、家の中で逼塞し、茶の間のテレビは映らないように電源が抜かれている。
机に向っている子供のもうウンザリといった顔が印象的。
「情報化社会研究」では、冒頭で、オンデマンド移動図書館なるものが紹介される。
移動車にプリンターや製本機などを載せた車で、デジタル化されている書物をインターネットで検索し、要望によってもういちど紙の本として手渡す。例えば『不思議の国のアリス』程度なら所要時間10分、費用1ドルくらいでできるらしい。
こういう車(移動図書館)が現実に世界中で何台か走っているらしい。
世の中どんどん進んでおりますなあ。
というわけで、また一週間。
いい一週間でありますように。