KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

シーズンオフ

2015年12月05日 | 2015年のブログ
12月5日の土曜日は先週に続いて朝から気持ちよく晴れました。
天気さえ良ければまだ何とかルーミスシジミが見れるかなといつもの房総の山中へ向かいました。
ところが現地に着いてみると霜が降りる程の冷え込みで10時頃になっても虫が出て来る気配はありません。
でもまあ気温が上がってくれば何かしら出て来るかなと待っては見ましたが・・・。


(初冬の房総の山 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
ルーミスシジミの棲む谷もそろそろ木々が葉を落とし始めました。


(クロスジフユエダシャク 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
11時近くなってもムラサキシジミも飛ばず、時折ゆるやかに飛ぶフユシャクを見かけるだけ。


(テングチョウ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
昼近くなってやっとテングチョウを見かけましたが、ルーミスシジミもムラサキシジミも一向に出て来ません。
このあたりは冬はけっこう気温が低いので、やはり12月に入ると蝶を見るのは厳しいようです。


(ベニシジミ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
仕方なくルーミスシジミは諦めて、少し下った山里の陽だまりで少し蝶を探してみることにしました。
最初に見つけたのは春型のように明るいベニシジミ、残り少ない花で吸蜜してはこうして日光浴をしていました。


(ウラナミシジミ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
ここの陽だまりはシジミが多くてヤマトシジミやウラナミシジミもいくつか飛んでいました。
先日撮ったウラナミシジミもそうでしたが、低温期になると後翅後角の眼状紋は小さくなるようですね。


(ヤマトシジミ♂ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
こちらはヤマトシジミ、もう少し綺麗な個体もいましたが多くは擦れた個体でした。


(チャバネセセリ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
茶色い影が飛んだので追ってみるとチャバネセセリでした、そろそろセセリはお終いですね。


(キタキチョウ 2015/12/5 君津市 α58/SONY DT55-200)
キチョウも1頭だけ見かけましたが、少し翅が欠けているようですね。

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いよいよ蝶のシーズンも終りですね・・・。
しばらくは近所の陽だまりでムラサキシジミでも探します。

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4 コメント

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Unknown (yurin)
2015-12-06 18:53:07
千葉北西部は比較的暖かく感じましたが、
房総の山の中は冷え込んだのですね。
南部ですのでより暖かいと思っておりました。
12月、ルーミスシジミは厳しいとなると、
来年こそは11月に探しに行ってみます!


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こんばんは (自転車親父)
2015-12-06 19:02:28
こんばんは。
ずいぶんたくさん蝶がいますね。
まだまだいけそうですね。
みな越冬をするんでしょうね。
逞しいです。
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yurinさんこんばんは (KAZ)
2015-12-06 20:25:19
房総も海沿いの低地はあたたかですが、山中は冬はけっこう寒いですね。
冬の朝は-2℃~-3℃くらいまで下がります。
私の撮影場所は谷の中腹で風が抜けるので、
他の場所よりなおさら寒いのですよ。
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自転車親父さんこんばんは (KAZ)
2015-12-06 20:32:52
成虫で冬を越すのはキチョウとテングチョウだけですね。
あとはみんな死んでしまいます。
そろそろ蝶たちも越冬するもの以外は見納め。
だんだん寂しくなってきます。
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