チャマダラセセリ

５月４日は水戸の実家に行っていました。
せっかく水戸まで来たのだからと、５日は早朝から北茨城へ。
北茨城は学生時代に数え切れない程通いつめた懐かしい場所。
私の心の故郷みたいな場所なのです。

この日北茨城を訪れたのは、小さくて可憐なチャマダラセセリに会う為。
もう何年も行く事はありませんでしたが、30年前と何も変わる事のない阿武隈の山里は、チャマダラセセリとの出会いをちゃんと用意していてくれました。

　<チャマダラセセリ 2007/5/5：茨城県北茨城市>
チャマダラセセリの名はこの裏面の模様から来ているのでしょうか？。
渋いながらもとてもお洒落な裏面をしています。

　<チャマダラセセリ 2007/5/5：茨城県北茨城市>
表には綺麗な白い斑点が沢山並びます。
阿武隈山地には点々と産地がありますが、全国的には希少な蝶です。

　<チャマダラセセリ 2007/5/5：茨城県北茨城市>
タンポポと比べれば大きさが解りますが、とても小さな蝶です。
普段は割りとゆっくり飛びますが、驚かせたら最後、瞬時に視界から消えてしまいます。

　<サカハチチョウ（春型） 2007/5/5：茨城県北茨城市>
もうサカハチチョウも出て来ていました。
春型のサカハチチョウはドキドキするぐらい綺麗な蝶です。

　<サカハチチョウ（春型） 2007/5/5：茨城県北茨城市>
きわめつけはこの裏面、何てカラフルなんでしょうね。
日本一裏面の綺麗な蝶かも知れません。

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この日はミヤマセセリも沢山見かけました。
同じ場所に２種類の春のセセリの舞う姿を見るのは、とても贅沢な感覚でした。