（キバラヘリカメムシ 2015/12/6 千葉市 α58/SONY DT55-200）
日曜日に近所の公園のマサキで奇妙な光景を見かけました。
食樹であるマサキの葉上にキバラヘリカメムシの幼虫と成虫のペアが２組見えます。
キバラヘリカメムシはニシキギやマユミ、マサキ、ツルウメモドキなどに付く腹側が黄色の大型のカメムシです。
いったい何で幼虫と成虫が一緒にいるんでしょう？、しかも２組もいますから偶然の行動ではなさそうです。
不思議に思ってマサキの枝の茂みを覗き込むとあたりには何匹もの成虫と幼虫が見つかります。
良く見ると葉裏では終令幼虫から成虫へと脱皮中の個体が何匹か見つかりました。
そこでふと思い浮かんだのが♀のキチョウの蛹にまとわり付く♂の姿。
きっとこの成虫の方は♂で♀の終令幼虫に寄り添って脱皮するのを待っているのではないでしょうか・・・。
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真偽の程は別として、想像力を逞しくさせる面白い光景でした。