goo

春を待つ

2009年02月24日 | 2009年のブログ
日曜日は春の陽気になるという予報でしたから、蝶を探しに出掛けました。
行ったのは千葉市内の雑木林や田んぼの多い地域。
しかし思ったよりは風も冷たく、なかなか蝶も出てきません。
昼ごろやっとキタテハとモンシロチョウを見かけましたが、結局どちらも撮り逃がしてしまいました。

蝶を撮る気で出てきた以上、このままでは格好が付きません。
冬へ逆戻りしてしまいますが、越冬中の幼生を探してみました。


<林縁のエノキ 2009/2/22 千葉市 SONY DSC-R1>
これは夏にゴマダラチョウの飛んでいた、雑木林のはずれの立派なエノキ。
この木の根元にはゴマダラチョウの幼虫が潜んでいるはずです。


<ゴマダラチョウの越冬幼虫 2009/2/22 千葉市 SONY DSC-R1>
根元の落ち葉を一枚ずつめくってゆくと、程なく幼虫が見つかりました。


<ゴマダラチョウの越冬幼虫 2009/2/22 千葉市 SONY DSC-R1>
こちらは別のエノキで見つけた幼虫、こちらは葉の表に張り付いていますね。
頭に2本のツノが見えますか?、お腹側から顔を見るとこのツノがお耳に見えるんです。
顔はなんとキティちゃんそっくり♪、無理やりお見せしようかとも思いましたが、
起こしてしまうのもかわいそうなので止めました。
見つけた時よりも沢山の枯葉のお布団をかけておきました。


<ゴマダラチョウ♀ 2008/9/3 千葉市 SONY DSC-R1>
これは昨年夏のゴマダラチョウの姿。


<ハンノキ樹幹のミドリシジミ越冬卵 2009/2/22 千葉市 SONY DSC-R1>
ゴマダラチョウの幼虫だけじゃ物足りないので、ミドリシジミのいたハンノキを見てみました。
腰ぐらいの高さの幹を捜すと、すぐにミドリシジミの卵が見つかりました。
穴の開いているのは去年孵化した抜けがら、同じ場所に新しい卵が産み付けられたのでしょうね。
あれれ、下の方にもぽつんと1つありますね。


<ミドリシジミ♂ 2007/6/3 千葉市 SONY DSC-R1>
で、これが一昨年6月に撮ったミドリシジミ、このハンノキのとなりのクヌギにいたものです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

蝶が少ないと苦労しますね。
goo | コメント ( 18 ) | トラックバック ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする