KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

奥日光・初秋の蝶1

2008年09月15日 | 2008年のブログ
きょうは先日の奥日光で見かけた蝶たちです。
山では9月になると蝶のシーズンも終わり間近、夏の名残りの翅の痛んだ蝶たちと、成虫で越冬するタテハチョウたちが残り少なくなった花で蜜を吸う姿が見られます。
幸いこの日は秋晴れの良い天気で日中は気温も高く、この時期にしては多くの蝶が見られました。
1回目のきょうはタテハチョウ、先日アップしたキベリタテハも沢山撮ったので再登場です。

 <エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市 SONY DSC-R1>
この日の朝は10℃まで気温が下がりました。
気温の下がった日は河原の石垣など、午前中に日当たりの良い場所を探すと日光浴をするタテハチョウに出会います。

 <エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市 SONY DSC-R1>
ヒオドシチョウに似ていますが、前翅後翅とも前縁に白斑が出るのが特徴です。
名前のとおり後翅裏面中央にL字型の銀紋があります。

 <キベリタテハ 2008/9/9 栃木県日光市 SONY DSC-R1>
エルタテハやシータテハは花にも来ますが、キベリタテハは花に来ません。
これは暑くなった日中に水辺に吸水に訪れたものです。

 <シータテハ 2008/9/9 栃木県日光市 SONY DSC-R1>
後翅裏面にC字型の銀紋があるのでCタテハの名が付いています。
切れ込みの深い特徴的な翅型をしてるので、慣れればすぐこの蝶と判ります。

 <アカタテハ 2008/9/9 栃木県日光市 SONY DSC-R1>
説明は要りませんね、赤いのでアカタテハです。
キベリタテハと違ってアカタテハやシータテハ、クジャクチョウなどは花にも良くやってきます。
終わりかけたアザミの花で、翅の擦れたヒョウモンと一緒に無心に蜜を吸っていました。

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他にも何種類か撮ってきました。
次回アップいたします。