「日々、キャリア」降矢一朋の気付きメモ日記!

日常の自分が感じた「?」や「!」な事を書き留めたサイトです。

仕事の評価って、作品を発表するみたいな感じ

2007年09月28日 | Weblog
昨日、読売新聞社のイベントに参加してくれた学生さんから感想のメールを頂きまして、

その中に、現在読売新聞の月曜日の夕刊に掲載している就活Q&Aのコラムを読んで
くれている人が居て、改めて嬉しくなりました。

意外と夕刊で記事を書いていても、この前までは読んだよと言ってくれるのは親族、
身内ぐらいなものですので、ほとんど親孝行みたいな感じで書いておりましたが、

最近学生さんからも「見てますよ」ご意見を聞くようになって、メディアというのを実感し
少し責任も感じ、頑張らないといけないなと思ってます。

このような仕事って、何か体験したな~っと考えていたら、学生時代に絵を描いて
いたときの作品を発表する時の感覚と同じで、手から離れてしまうともうその後は
少しだけの達成感を感じた後は、あそこはこうした方が良かったかな? 
色はこっちの方が・・・と後悔ばかりしてしまうもので、その分成長してるのかも
知れませんが、本人はそんな意識はまるでなく一生懸命やってました。

でも、今思えばあのときは若かった! 作品を作るときに細かい部分や技術的な事
そんな事ばかりに気を遣っていたと思います。

見る人に何を訴えたいのか? 何故そのバックにこの色を使うのかを何となく
感覚で決めていたような気がします。

でも、今ならばもっと「目的を持って狙いをつけた試行錯誤」が出来ると思います

プロの仕事って多分そこが大事なんでしょうね、発表するからにはしっかりと
想いを伝える、理由が明確である事が。

今年、現役と監督を引退されたヤクルトの古田監督が、野村監督の下で選手として
鍛えられていたときのエピソードに「今のリードを何故出したか理由が無ければならない」
でないとプロの仕事ではない!「一球の意味」を考えろ!みたいな事を聞いた事があります。

プロは結果が全てだと言われますが、それはプロセスをないがしろにするのではなく、
結果が悪くても目的とプロセスをしっかりと考えた事なら修正が聞きますが、
何となく行った結果では、修正も何も出来ないそんなフィードバックが出来ない
結果を出しても意味が無いという事だと思っています。

恥ずかしながら、昨日改めて認識した次第でして自分を戒める為に書いてます。
まだまだ、修行が足りません・・・


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