物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

にゅう先生の八十八か所展

2022-02-26 15:10:53 | 本と雑誌
2月23日(水)から3月9日まで愛媛県美術館の新館2階で行われている「にゅうしか(牛子華)山水画展」がすばらしい(注)。

にゅうさんは中国出身の画家であるが、松山市在住である。そして20数年かけて四国八十八か所のお寺の墨絵を描かれた。その全体の墨絵の展覧会が今開かれている。

八十八か所巡りをした方もおられるのであろうが、私はまだ一度もそういうことをしたことはない。

だが、一見してこれはすばらしいと感じた。たぶん、こういう絵は日本人では描くことができなかったかもしれない。俯瞰的な墨絵であるので、実際に四国巡礼をしてもここまでは壮大に感じることはできないだろう。

ただ、現在はコロナ禍であるので開催を主宰をしている愛媛県としても大規模にPRをすることははばかられるのであろうか。テレビ等でも開催をしているというPRはなされていない。極めて残念なことであるが、それにしても絵のすばらしさはいうまでもない。

私の知っているところでは松山の石手寺とかであるが、実際にここを訪れてもここまですばらしいと全容を見ることはできないであろうが、絵ではそれを惜しげもなく見せてくれる。背後の山頂におかれている、弘法大師様の像までも描かれているのだから。

どこのお寺も同じように委細を尽くして描かれている。

コロナに感染しないようにしっかりマスクして、一度見に行かれることをお勧めしたい。入場料も無料である。

(注)牛は「ぎゅう」と読まないでほしい。これは中国語では「にゅう」と読む。牛乳のことを中国語では「にゅうない」と発音する。

球面三角法の正弦法則

2022-02-26 13:54:35 | 数学
Johさんの「ベクトル解析」を読んでいたら、球面三角法の余弦法則と正弦法則がベクトルを用いて導かれていた。

ところが、余弦法則の方は問題を感じなかったのだが、正弦法則の方はちょっときちんと導かれているのかどうかはわからないと感じた。その根拠がはっきりしないのではないかと感じたのである。

それがマグロウヒル大学演習・今日『ベクトル解析』(オーム社)のp.40に疑問点がないように書かれているらしいことを知った。

らしいとかいえないのは、まだきちんとこの箇所を読んではいないからである。

ある雑誌に私の投稿が載った

2022-02-26 13:49:12 | 本と雑誌
ある雑誌に私の投稿が載った。もっとも投書して、数か月後になって載ったので、もう掲載はされないと思っていた。

ところが、年度末になって3月号に載った。妻には「私の投稿が掲載されたよ」とは言ったが、それを「ほらここに」という風には見せていない。

まあ、どうでもいい話ではあるが、ちょっと気分がよかったのでここに書いた。



解答のない問題に別解をつけようとしている

2022-02-26 11:43:50 | 数学
解答のない問題に別解をつけようとしている。

ひとつ解をつけてはみたが、これが正しいかどうかは自信がない。それで泥臭いごり押しの方法で別解を導こうと昨日試みてみたが、まだ解には至っていない。

それでどこかにヒントがないかといろいろ別の本を探しているが、この問題に類似の問題すら出て来ない。

ところが他の問題で二項定理のところでつけた解とは別の解法があるとある本を見ていて知った。

私はあまり頭がよくないから、いろいろ本を読んで問題の解のヒントを探すほうだ。この今かかわっている問題では秋山仁さんの『発見的教授法による数学シリーズ』全5冊(森北出版)まで探しているが、ここにも類似の問題はないようだ。