物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

なかなか進まない

2019-02-05 10:45:29 | 物理学

とは、小川修三先生の『量子力学講義ノート』の編纂である。

第1部はすでに「素粒子論研究」電子版に載せたが、いまは第2部であり、第3章「離散固有値問題」、第4章「連続固有値問題」第5章「行列力学」にとりかかっている。

式はおおかた入力したが、図の入力が残っているのと、式の番号とかをいま調節している、これが結構手間がかかる。

それに一行一行、書いてある内容の私の理解がなかなか進まないということがある。ある程度まとまれば、友人とか知人に見てもらうこともできるのだが、それまでになかなか達しない。そういうことで本当にカタツムリの歩みよりものろい。

それでもいつかは終わるとは思うのだが、仕事をしない日もあるのでなかなか進まない。


最近読み返した書

2019-02-05 10:25:29 | 数学

最近読み返した書とはいってもいつものことながら、部分的な読書である。

一つは『ファインマン物理学』のIII巻の「べクトルの積分」の章である。つぎに長沼伸一郎『物理学の直観的方法』の第5章「ベクトルのrotと電磁気学」である。これはrotの物理的意味について書かれているので、有名である。

これは、いわゆるガウスの定理とストークスの定理を復習するために読んだものである。ほかにも部分的に読んだ本があるが、ちょっと秘密にしておきたい。すべての手の内をさらけ出すのはもったいないから。こちらは、ちょっとベクトル解析と関係がなさそうに思える書である。

それで、さらにいまクラツイグの『線形代数とベクトル解析』(培風館)の第4章「ベクトルの積分法」を読み始めた。

これはベクトル代数の方はなんとか私には会得ができたと思うが、ベクトル解析が会得できていないというか自信がないことによっている。

他の本も読むかどうかはこの最後の本を読んで考えるつもりである。要するに私がベクトル解析の分野をどの程度了解できるかによっている。

他にも読んでみたいと考えている本は(もちろん部分的に読みたいという意味だが)溝畑茂先生の『数学解析』である。