ドイツ語のクラスの宿題が年末の12月29日に出ており、1月2日までに解答を提出せよとのことだったが、我が家は今年は24日から今に至るも特別事態であり、ドイツ語の宿題などをする情況ではない。
だからもちろん宿題の解答を提出などしていない。またいつごろ時間をとって、宿題をすることができるのかもわからない状況である。
これは年末の恒例のいくつかの仕事の他に、子どもの本当に久しぶりの年末年始の帰郷であり、私共夫婦の生活もそれに合わされているからである。
それでも私はまだ影響を受け方が少ないが、妻などは子ども行動に合わせているので、とても自分の時間が取れるという風ではない。
それでも今朝は恒例の書初め無料塾の3年目を行った。これは3人の小学生の書初めを80歳を過ぎた、ご婦人に指導してもらうのである。
もっとも、そのご婦人に書の先生として来てもらっているのは妻である。ご婦人は県展の書道で特賞をとったこともあるくらいで、なかなかの腕前であるが、少し認知症気味である。
だが、人は誰でも役立つことがあると嬉しいらしく、いつもは暇をもてあましておられるが、書の先生をされたご婦人が「書道は楽しいね」と何回も言われていた。
ほんの子どもだと思っていた、子どもたちも一年見ないうちに言動もいくらか大人びてきており、以前の悪童振りからは脱皮しているように思われた。人間はやはり年とともに成長することをまざまざと思い知らされた。