自然ふれあい行事のご案内です♪
いつもとはちょっと変わった内容のプログラムを組んでみました。
みなさん、
「外来種」とか「外来生物」という言葉、聞いたことがありますか?
もともとはその地域に生息していなかった生き物で、
本来の移動能力を超えて持ち込まれた生き物を指します。
今回のターゲットは「オオハンゴンソウ」という植物です。
全国的に拡大しており、
各地で繁殖防止に対する取り組みが実施されています。
実は、ココ阿寒国立公園内でも、
深刻な問題になりつつあります。
繁殖力が強く、
群落が広がるにつれ対策はどんどん難しくなってしまいます。
何よりも早期の対策が有効!
ただし、オオハンゴンソウはとくに問題の大きい外来生物とされる
「特定外来種」に指定されていて、
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」
⇒「外来生物法」という法律の下におかれています。
飼育、栽培、運搬、保管などの行為が禁止されているのです。
まずは、そういった法律や外来種の扱い方などを知っていただき、
実際に川湯地域に広がっているオオハンゴンソウを駆除してもらう活動です。
多くの方のご協力、ご参加をお待ちしております。
【実施日】9月2日(日) ※小雨の場合は決行します
【時 間】9:00~12:00(予定)
【定 員】20名
【集合・解散】川湯エコミュージアムセンター
【参加費】300円(保険代として)
【持ち物】長靴、軍手、帽子、タオル、飲み物、雨具(上下にわかれたもの)、虫よけスプレーなど
【講 師】環境省 川湯自然保護官事務所 中原 一成氏
【申し込み締切】9月1日(土)まで。定員になり次第、締切とさせていただきます。
在来種の植生を脅かし、本来の生態系を崩していってしまうことから憂慮されている「外来種」。
知らないうちに紛れ込んで日本国内にはいってきたものもありますが、
私たちの生活や仕事をより便利で豊かにするため、
故意に持ち込まれた生物もあります。
「外来種」を通して考えなければならないことは、
たくさんあるようです。