KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

チェリーⅡ

2007-06-30 16:15:35 | 自然情報(Nature Information)
エゾヤマザクラの木にアオバトがやってきました。
実を食べに来たようです。アオバトの親子なのでしょうか。3羽ほど確認されました。
アオバトは緑色の毛並みであり、葉の色と似ているため少々見つけるのは難しい鳥です。鳴き声も「アーオー、オアーオ、アオアーオ」と独特な鳴き方をします。
アイヌ語「ワうぉウ(鳴声)」(A)


【イベントのお知らせ】自然ふれあい行事「摩周岳登山」

2007-06-28 13:28:57 | イベント(Event)
吸い込まれてしまいそうな摩周湖を眼下に見下ろし、摩周湖・摩周岳を形成した火山のエネルギーを感じながら、往復約14kmの登山道を歩きます。高山のお花見も楽しめるでしょう!

【実施日】 2007 年 7 月 8 日(日) ※雨天中止
【時 間】 8:00~15:30(予定)
【集 合】 摩周湖第1展望台
【参加費】 300円(保険料・要申込み)
【持ち物】 履きなれた歩きやすい靴(登山靴など)、スパッツ(必要であれば)、雨具(上下)、帽子、防寒着(フリースなど)、タオル、着替え、行動食(こまめに食べられるもの)、お弁当、水筒
【お申込み先】TEL:015-483-4100(事前にお申込みが必要です)

ご注意下さい!!

2007-06-27 10:35:31 | 自然情報(Nature Information)
この葉、何の葉かわかりますか?
ヒント:被害にあったことのある方なら、すぐにわかるかな?

答えは、ヤマウルシです。
弱い人は、近寄るだけでかぶれるといわれています。
それは、葉の裏から蒸散する水分の中にもかぶれる成分が含まれているためです。

川湯には、ツタウルシはあまり多くありませんが、ヤマウルシはあります。
シカが春先には好んで食べます。口の周りがかぶれないのか?と、
ちょっと気になっています。  (M)

中学生と自然観察

2007-06-26 17:46:47 | 出来事(Happening)
中学生のみなさんと
近所の公園で図鑑を使った
自然観察の練習をしてきました。

「この花じゃない?」
「いや、花の付き方が違うよ」
「じゃ、こっちかな?」
などなど、図鑑をめくりながら
意見を交わしていました。

こんな練習を通して
身近な自然に意識を向ける感覚を
養ってほしいものです。
(H)

アカエゾマツ遠足

2007-06-25 17:56:16 | 出来事(Happening)
遠足でやってきた地元の小学生と
アカエゾマツの森を探検しました。

アカエゾマツと握手&ハグ
マツボックリの中のタネ探し
自分と同じくらいの年齢の幼樹探し
大きな倒木の年輪カウント…などなど
アカエゾマツとのふれあい三昧の探検でした。

仲良くなったアカエゾマツのこと忘れないでね!
(H)

行事紹介 『つつじヶ原観察会』

2007-06-24 18:16:22 | イベント(Event)
 今日、エコミュージアムセンターでは「つつじヶ原の観察会」を実施しました。
 エコミュージアムセンターから硫黄山の駐車場までの散策路、約3kmのコースをアカエゾマツの純林、広葉樹林帯、イソツツジ帯、ハイマツ帯の順番に約2時間かけてゆっくり進みました。
 中でも、イソツツジ帯とハイマツ帯は、ルーペや実態顕微鏡を使い、花をゆっくりと観察してもらいました。 
 遠く札幌から参加された方もあり、つつじヶ原の魅力をもっと知ってもらうためにも、今後もこの行事は継続しようかと思案中です。 (M)

往生ですか?

2007-06-23 13:32:45 | 自然情報(Nature Information)
最近の、館内での質問件数第2位は
エゾハルゼミの鳴き声です。
「あたりに響いてる音は何?カエル??」
といった感じで聞かれます。
道外からいらっしゃる方々にとっては
時期が早く、かつ違和感ある鳴き声のようです。

6月初めから鳴き声を聞いていますが
成虫としての役目を終え
力尽きて地面に落ちているものを
見かけるようになりました。

動かなくなったセミを見るたび
「我が生涯に一片の悔いなし!」
と往生できたのだろうか?と
ふと考えてしまいます。
(H)

(追伸 質問件数第1位はイソツツジです。)

地元小学校

2007-06-21 19:19:35 | 出来事(Happening)
 今日は地元小学生を引率して、川湯地域独特の自然を知ってもらうために硫黄山からつつじヶ原を通ってエコミュージアムセンターまでの2.5㎞を散策しました。
 児童たちは硫黄山の成り立ちや川湯温泉の源の話、そして、ハイマツの花粉やヤマドリゼンマイの胞子葉などを実態顕微鏡で観察したりしながら歩きました。
 
 小学校の校歌にも校章にも関係しているこの大地を、子どもたちは改めて認識しているようでした。 (M)