KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

雌阿寒岳夏の様子

2011-07-30 10:23:50 | 自然情報(Nature Information)

阿寒国立公園の阿寒地域である

白湯山登山口~雌阿寒岳~阿寒富士~オンネトーへ抜ける登山道を歩いてきました。

高山系の植物たちが今ちょうどを見ごろを迎えていました。

    

 

川湯アカエゾマツの森の中ではもう終わってしまったゴゼンタチバナやギンリョウソウやギンリョウソウモドキが登山途中では咲いています。クロウスゴやガンコウランがちょうどいいころ合いの実を実らせています。

キツネの糞などにはクロウスゴやガンコウランの実がたくさん消化されないまま混じっていました。

その後硫黄によるガスによる影響や森林限界に近づいたあたりからはメアカンキンバイ、イワブクロ、イワギキョウやメアカンフスマ、コマクサなど、一か所で花たちが混生している場所もあり、とてもきれいに咲き乱れています。

ご自分の体調、お天気などを見ながら、雌阿寒岳の夏の花たちを見に行かれてはいかがでしょうか。


ビロードのじゅうたん

2011-07-29 11:56:07 | 自然情報(Nature Information)

センターの前には針広混交林からなる川湯園地があります。

強い日差しをさけるように木立に入ると、

そこにはビロードのじゅーたんが敷きつめられています。

これはチップの歩道がコケむしたもので、木漏れ日の中、

見ているだけでホッとします。

あなたも歩いてみませんか。(H)


自然ふれあい行事「親子で楽しむ夏の夜 ヘイケボタルを見に行こう」

2011-07-25 15:02:53 | イベント(Event)

先日23日、親子6組、一般3名で和琴半島へホタルを観察しに行きました。

夕方暗くなる前に集合して、暗くなるまで時間がありますがみんなホタルみたいと言っています。

そこで、ホタルを見る前に「ホタルにあいたい」を読んで、ホタルの生きている場所や生き方を垣間見ます。

それでも、暗くなるまで後40分ほどあるので、みんなでホタルがどんなところに生きているのかを調べに行きました。

 

どんなところに住んでいるのか泥をかき分けながら底生生物探し。

オタマジャクシやヒルみたいな虫などを発見。その後2カ所トライしましたが、ホタルの幼虫は見つけられません。残念!

そうこうしてるうちに辺りはだんだんと暗くなりホタルのお話しや暗闇を歩く時の注意事項を聞いて、さっそくホタル探しに出発。

当日は絶好のホタル日和。風もないし寒くもない。

暗くて写真はないのですが、何十匹ものヘイケボタルを見つけることができ、暗闇の中の光を楽しむ事ができました。

そして無事今回のホタル観察会は終了。

とてもきれいなホタルを見ることができました。

来年もまたきれいなホタルの光を観察しに行く予定です。とてもきれいなのでお時間がある方は参加されてはいかがでしょうか。


☆イベント情報☆ 親子で楽しむ夏の夜 ヘイケボタルを見に行こう

2011-07-20 09:40:49 | イベント(Event)

【実 施 日】2011年7月23日(土) 予備日7月24日(日)

【時   間】18:30~20:30

【定   員】20名程度

【集合・解散】和琴半島駐車場

【参 加 費】300円(保険代)
 ち 物】長そで、長ズボン、雨具、帽子、防寒着、リュックサック、筆記用具、飲み物

【内   容】和琴半島にはたくさんの生き物が住んでいます。昼間の森では見られない「ヘイケボタル」に会いに行こう!和琴半島自然教室でヘイケボタルについてのレクチャーを聞き、後半は外に出てホタルを観察します。

【申込締切】7月22日(金) *定員になり次第終了します。

※荒天時 23日昼に予備日への変更の連絡をします。
        予備日24日が荒天の場合、中止とさせていただきます。


夏のポンポン山

2011-07-05 12:48:23 | 自然情報(Nature Information)

ポンポン山と言えば、雪の中に緑のコケと虫の音が聞こえる冬が浮かびます。

さて、夏はどうなっているんだろう?

先日、地元のパークボランティアさんとポンポン山へ行ってきました。

はたして、冬の間、あんなに美しい緑のコケは色あせ、

マダラスズも姿をなかなか現しません。

ふーむ、やっぱりポンポン山は冬がいい!(H)