神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

村境の水路

2019-06-05 06:27:16 | 谷端川・小石川3

 巣鴨村に入って、最初に架かっていた橋のやや手前で、右岸から合流する小水路がありました。 → 「段彩陰影図」の左上隅で、明治通りに突き当たり、くの字に折れ曲がる谷筋がありますが、これにかかわるもので、→ 「沿革図書附図」には先端の池と共に描かれています。なお、右岸のほうは、鎌倉街道と目され、現在は明治通りと重なる古道が、池袋村や新田堀之内村との境になっていました。ただ、明治に入り同じ巣鴨村(のち西巣鴨町)に属し、今では明治通りの左右とも、豊島区上池袋(1~4丁目)になっているため、かっての村境の意味は失われています。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    2. 都道436号線(宮仲公園通り)を越えます。右手の明治通りを起点に、左手はプラタナス通りを経て千川通りへと連続します。  

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    3. 左カーブの先の左手には、水路単独と思われる路地が顔をのぞかせています。 

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    4. 狭い路地は上池袋第一児童館、上池袋中央公園前を通ります。 

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    5. 右手の建物一つ挟んで、明治通りとほとんど接します。