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機織り始めました

2021-12-08 | 機織り

整経

中細毛糸 172本 60/10㎝の筬の予定

長さ220㎝ 

出来上がりは長さ150㎝、幅30㎝のマフラーの予定。

今回、粗筬は久しぶりに自作のを使う。

テキトーに糸を分けたら千巻に通すところが一つ多くて、これまたテキトーに配分。

自作の粗筬は5㎝角の角材に2㎝間隔に釘を打ったもの。

両端は糸巻(糸枠)に乗せて固定。

糸は細かく分けずに目分量で8等分、それを9つに分けて結ぶ。

膝を悪くしてから床巻はしない。座卓の上で、椅子に糸の端を結んで作業。

最後まで糸を巻いたら固定していた紐を外し、千巻箱を持ち上げて・・・

残りの糸を巻いて粗筬の向こうへ置く。簡単。綾返し不要。

これで織機の所へ持って行き、取り付けます。

千巻箱に芯棒を通し、歯車(菊)を付けて織り機に取り付けます。

あーあ、よく働いた。本日の作業はこれにて終了。

10年くらい前、まだ教室で習っていたころに織ったマフラー。

ずっとダウンのコートやジャケット着ていたので出番がなかったけれど、最近使っています。

経糸、緯糸ともに中細の毛糸。一番簡単な平織りで、糸の柔らかさがよく出ていると思います。グレー、ピンクを縦横2本ずつ並べるだけで上品な感じ。デザインは先生のアドバイスだったと思う。

ちょっとしたことも数こなしていないとできない。私はまだまだですが、まだまだでもう終わりそう。

でもまあ、出来る限りは頑張ります。


本日の発掘写真館。

右はシロを抱く私。成犬でこの大きさ。

私は小さいころ犬に何度か噛まれたので、犬への恐怖心が今もありますが、この犬だけは小さいし、そう怖くなかったです。

穏やかないい犬でした。

二つ上の写真の左二枚はこの家の最後。父が送ってくれた。

実家は元々は写真の後ろに見えている黒い屋根の家。

壊さずに残して新しいのを南側に建てたのは、まだまだ集まりごと、葬式などの必要から。

葬儀は新しい家で、そのあとの近所の人たちへのふるまいは裏の家の座敷で。

そして家一軒、のちには物置にしていた。

壊したのは区画整理事業の一環で。

農村に自然発生的にできた道路が狭くて時代に合わなくなった。

家が増えて、農業用水路に生活排水を一緒に流すのは限界があった。

農業用の用水路とは別に、生活排水のための下水道を整備。合わせて圃場整備と道路の確保。

要するに・・・

宅地に農地に道路に用水路に下水路に、全部区割りを直して地面も掘り返して新しい街を作る。ということでした。そのための換地と減歩、私の実家もまだ充分住めるのに取り壊し、宅地や農地も道路用地に一部差し出し、配分された別の場所に新しく家を建てました。その間一年間は米を作らなかったことも。だって水田は整備中。

その時には同じ広さの新しく家を建てる金額と、庭木なども(もしかしたら米代も)補償されたので、家が二軒に借家、納屋、そのほかの建物などもあり、私の実家では無事新しい家を建てることができました。

自分で古い家を壊して新しく建てるのは大変ですが、そういう経緯なので、よかったと思います。しかし、人間は思いがけないお金が入った時にどうふるまうべきか、考えさせられる出来事もいろいろありました。いいことばかりではないのです。

上の写真で、ブルドーザーで壊している手前に古い実家がありました。弟たちも大きくなり、三人に離れの勉強部屋を父が建ててくれました。廊下伝いに庭先の部屋は、勉強するのにいい環境でしたが、それ以上に友達が遊びに来たときには、玄関を通らず、庭から直接部屋に上がれるので都合がよかったのです。

それももうとうにありません。友達呼んでクリスマス会したことも。高校生なのでお酒はなし。ジュースにお菓子。そしてカラオケなしで歌うとか。


おやまあ、人さまにはどうでもいい長話、失礼しました。

写真をアルバムから剥がして、いちいちいろんなこと思い出していたらいくら時間があっても足りなさそう。

昔のことはほどほどにして、明日はいよいよ納骨です。暖かいいいお天気になりそうでよかった。どこまで行っても子供孝行な姑様です。


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