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藍大島で院展へ

2021-01-27 | お出かけ

いいお天気です。暖かいので院展へ出かけます。

化粧省略。ニットの帽子、キツネの襟巻、羽織り着るし、コートなしで大丈夫。

電車待ちます。

足袋は、白に温泉宿の先割れ靴下を重ねる。

暖かい。

電車に乗ります。

着きました。

福屋デパート八丁堀店と駅前店で。大人800円。

隣の天満屋は撤退して、各種店舗が入ってます。

白島方面。


駅前福屋の展示も見て、10階ジュンク堂へ。上野千鶴子氏の文春新書、立ち読みして買わず。880円で一時間くらいで読み切りそうだったので。

要するに死ぬときはだれしも一人、一人だからと怖がらず、制度を利用し、死後の手続きの準備をして、あとは天命に任せて老後の実りある日々を大切に生き切る・・・ということでしょうか。成長の過程はみな似ているけれど、死んでいくのは千差万別。先回りしてくよくよしてもしようがない。ということですね。

老後はシングルが幸福度が高く、夫のいる人がもっとも幸福度が低いそうで。新聞広告にそうあった。

私の知っている老年シングル女性、皆さん元気です。もちろん人には伺い知れない悩みいろいろあるでしょうが、配偶者とその身内に気を遣う人生から解放された自由はあるでしょう。

私の場合、配偶者のまだ親もいます。この歳で。

私の方が先fade outするかも。


おやまあ、長話になりました。

久しぶりに窓辺のカフェで休みます。

広島駅は工事中。数年後には市電が駅舎に乗り入れ、建物も新しくなるそうです。

周りが高層化して、低く見える駅ビル。

各種タワマン。

ソーダ水の中を貨物船が通るbyユーミンではなくて

グラスの水にタワマンが映る。

広島は川の街。市内に6本の川が流れる。

むこうは黄金山。旧名は仁保島。近世以来の干拓で今は市街地に取り込まれています。

川は猿猴川。猿猴えんこうとは河童のこと。

橋は手前から駅前大橋、猿猴橋、荒神橋、大正橋…まだまだ下流に続きます。

広島へ来た54年前、川にとうとうと水が流れていたのに驚く私。

猿猴橋は旧西国街道のルート、広島駅ができてからは広島中心部につながる橋として、猿と桃の装飾が。戦時中に金属を供出したのですが、近年復元されました。

第五師団へ赴任する軍人は、この橋を馬で広島城へと向かったそうで、って見たように話していますが、どこかに写真ないでしょうか。

戦前の広島は男性が多かったので、歓楽街もそれに合わせて栄えたようです。出征する兵士も数日民泊して、本土の最後の日々を過ごしたそうです。

空に憧れて、どこまでも高く。

そこから見えるのはどんな景色?

地べたに住んでも孤独、空に住んでも孤独。

孤独はきっと自分の心の中に。


さて、静かでいいカフェでした。また来たいものですが、今日はもう帰ります。

駅前地下広場。時々フリマやったりイベントしたり。

今は閑散。

ビッグカメラ。

エールエールA館。メインテナントは福屋駅前店。

広島駅方向。もう帰ります。

人出は少なめ。私も急いで帰りましょう。