フランスへ来てはや四日、ずっと地中海沿岸を観光していましたが、31日日曜日、TGVに乗り、一気にパリまで北上します。
ツアパンフーの謳い文句は「パリまで約700キロ、バスなら約10時間かかるところを列車で約3時間のラクラク移動。車窓からの風景もお楽しみください」で、9時ホテル発、列車内でお弁当を食べるはずが、実際は7時出発、午前中にパリに着きレストランで食事となってました。
まあその方がいいんですけど、このあとアクシデントの連続で、添乗員さんは大変だったと思います。ありがとうございました。
ホテル発7時、アビニョン駅には15分ほどで到着。ピンクのおしゃれなバスはこの時だけでした。
きょうから夏時間、昨日までの6時過ぎ。まだ夜は明けきらず、肌寒いです。でもツアーの皆さんは元気いっぱい。
アビニョンは小さな駅です。
8時14分発のパリ行き直行便に乗ります。パリへは11時前に到着。パンフと違ってパリのレストランで昼食です。いよいよ華の都パリへ。ワクワク。
スーツケースはポーターさんがTGVの荷物専用車両に積み込んでくれるので、自分で押して歩く必要はありません。楽ちんです。発車までまだだいぶ時間があります。
ちなみにここでは乗るのをサポートする日本人ガイドさんが来てくれました。近くに住んでいて、請け負って仕事をされるのでしょう。これも安心です。
チケット貰っていったん解散。
ここのキヨスクで私は息子のためにフランスの地図、
フランスの自動車雑誌を買い、ついでに駅備え付け、無料のルートマップ、時刻表などを頂く。
雑誌と地図、どちらかが6€、レシートもう1枚紛失。2つは同じくらいの値段。と記憶しているんだけど。。。。
駅舎は丸みのある三角屋根。お洒落。柱は見当たりません。力をうまく両端へ分散するのは教会建築も同じ。やっぱりヨーロッパだなと思う瞬間。
ホームへ上がります。階段ではなくて緩やかなスロープ。これならベビーバギー、車いす、足腰の弱い人にも優しい。目からうろこ。日本では出来ないのかしら。
振り返ったところ。改札口は特になかったような気がする。人について行くと、ことほど左様に人任せ。それはツアーのよくないところ。
ホームも駅舎と一体化。列車が来たらホームへ出ます。
来ました、来ました。朝靄をついて顕れたTGV列車の雄姿。ホームの先端でカメラを構えて待ちます。人の撮影の邪魔になったらいけないのでしゃがんで。
蛇足ながら、ツアーでは写真撮る場所をお互い譲り合いたいもの。以前、中国のツアーに行ったとき、旅行写真を撮るのが趣味のご夫婦、撮影ポイントにつくと、持参の三脚立てて自動シャッターでご夫婦二人で写真撮っていた。どの観光地でもきわめてまめに、真っ先に。その間ずっと他の人はそのご夫婦の終わるのを待っていた。…というようなこともありました。
もちろん誰も文句は言いません。お互い嫌な思いしたくないですもんね。嫌なことは心に納めて、当たり障りない話をして旅を続けます。
今回のツアーは旅慣れた人が多く、写真撮りまくったり、お土産買いまくったりと言う人は少数派でした。日本人の海外旅行マナーも成熟してきたようで。
乗ります。
列車はフランスの田園地帯を北へ向けてひた走ります。日本と違って窓ガラスは掃除不充分、窓越しの眺めは靄がかかったようです。
備え付けの雑誌にフランス国内の路線図が。
定刻に着きました。
途中の駅で連結したのかも。
ヨーロッパの駅は大きな屋根がついているのが何となくかっこいい。旅情いっぱい。パリは寒いと覚悟してたけど、暖かい。
と、ここまでは極めて順調。
・・・・・しかし・・・・駅の外の大型バス発着場へ行くと、後半の観光用のバスが来ていない。焦る添乗員さん。人任せの私たちは立ったまま、無駄話をして過ごすこと約一時間。やっとバスが現れ、乗車。
「チェコ人のドライバーさんで道に迷ったそうです」との説明が。プロの運転手が駅の場所が分からないなんて、あるんだろうか。ひょっとしたら、まだ冬時間のつもりだったのでは。と私は思ったのですが。
誰かが迷い子になって待つのならツアーも険悪になってたけど、まずはよかった。やれやれ、早速レストランへ行きます。
ビジネス街にあり、出るころは仕事が出来そうなフランス人がどんどんやって来ました。きれいな店です。
前菜は生ハムなど。全員の飲み物は、待たしたお詫びにとJTBさんの驕り。初めてロゼ飲みましたが、私はやっぱり赤が好きかも。
メインはフィットチーネに鶏肉。クリーミィなソースがまたよかった。
私は今パリにいるんだあと、それだけでeast endのおばさん感激。
Pに停まっているあのバスで午後からはロワール地方の古城へ。
ロワール川は大西洋からの暖かい風が吹き込み、パリに近いこともあって昔からたくさんのお城が築かれたそうです。その中の一つを見学に行きます。
途中は「フランスの庭」と呼ばれる、田園風景が延々と続きます。
川
一面の菜の花
牧草?
また菜の花
遠くに集落
白い花は何高速道路からでは確認できず。
サービスエリアで。グリコからライセンスを取り、フランスのLUという菓子メーカーが作るチョコポッキーはその名もMIKADO(帝)。イチゴポッキーは(ZEN)禅と言うらしい。フランス人のエキゾチズムが奈辺にあるか、その一端が伺えて面白い。
帝と言えばその昔、猪瀬直樹氏の労作「ミカドの肖像」と言うのを買って読みましたね。長くて長くて、で、結論は何なの、中心部はemptyというのは、帝だけではなくこの本も???と思ったのを思い出した。
著者も若く、私も若かった。今は長い本は根気が続かない。猪瀬氏の立件は難しいのだろうか。お金に色はついてないから、よほど証拠がないと公判を維持できないのかも。
すみません、横にそれました。
羊がいます。この付近はもうブドウは作ってないようです。ロワールの古城はいずれまた。see you again!!
12年前にニースからモンサンミッシェルまで旅した
思い出が懐かしくよみがえってきます。
ただ12月の旅行だったので寒くて・・・
暖かそうな美しい景色に綺麗な草花がうらやましいです。
これからのロワールのお城、モンサンミッシェル、パリの
お話も楽しみにしています。
見ていただいてありがとうございます。
ローズマリー様はフランス旅行の大先輩だったんですね。
色々間違いもあると思うので、おかしいところは教えてくださいね。
今回は好天で暖かく景色もよく見えてよかったのですが、いろいろアクシデントもあり、添乗員さんは大変そうでした。
その話はまた追々見てくださいね。よろしくお願いします。
拙いブログを見ていただき、コメントくださってありがとうございます。
ヨーロッパはよく行かれますか。陸続きの国は乗り換えなしで行けるようで、便利ですよね。フランスの駅もいろいろと珍しかったです。
後ほどあなた様のブログに伺いますね。