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機織りの方針転換

2021-07-06 | 機織り

先月中に終える予定のシャドーウィーブ、途中で嫌になったので糸を変えました。

前のはこちら。

一応、右上に向かって波が立ち上がるような柄なのですが、ぼやけた青の色でよう分からん。

分からんままに織っていても楽しくないので勇気ある撤退。

じゃん、これです。

濃い色ならはっきり柄が出るんじゃないかと探し出したのは、4月に先生にいただいた手染めの糸。先生が染めたようです。

そして、何と手紡ぎなので糸の継ぎ目のところが太くなり、独特のニュアンスが。とてもいい糸を失敗の後始末に使うのももったいないけど、あら不思議、たちまち生き返るわが織物。

柄よりも糸のニュアンスに引きずられてるけれど、全体として紬生地のような手作り感が出ているのではないでしょうか。

うーーーむ、糸の力は偉大なり。もう柄は辿りにくいけど、すぐにどこを織っているか分からなくなる高齢者、一模様ごとに平織りを入れてアクセントとしてみました。

やる気が出てきて、午前中一時間半、午後、外出から帰って一時間織り、だいぶ進んだ。あと数時間の作業量。

機織りは段取り8割、織るのが1割、後の始末と仕上げで1割。軌道に乗ったら織り上がるのは早い。

友達複数から、また展示会やってと応援してもらっている。今やそれが唯一のモチベーション。言うのは簡単。5秒で済む。織るのは大変。一年かかがり。今度は姑様の染めを2面、私の織りを3面と思っているけれど、いつのことやら。

でもここにこうして書いて自分を追い込んでみる。

うんうん、わりと好きです。思いがけない表情が出るのが裂き織りみたいでもあり。

いゃあ、織物は奥が深い。まだまだ勉強中。

 

 


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