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広島江波山桜

2013-04-03 | 日記

ヒロシマエバヤマザクラは八重の山桜で、広島市の天然記念物に指定されています。広島デルタ南端、江波山の山頂にあります。

推定樹齢は160年。根元近くで二本に分かれて大きく枝を伸ばしています。

空を覆う花、花、花、、、

花また花のめでたさ

枝の先のそのまた先まで

毬状に花をつけて

春が来たことを知らせます

優美かつ力強く、溢れる生命力

今年つけられた説明版

こちらは指定当時のもの。


 

旧広島気象台敷地に、挿し木で増やした木があります。

こちらは花が近くで見えます。八重の山桜。

満開を少し過ぎて葉が成長しています。

人の寿命よりずっと長い桜の木、これからも春になると花をつけることでしょう。

人は出会い、また別れ、時間は流れに流れて、ささやかな記憶は雲散霧消してしまっても、まだ花は咲き続ける。せめて花に言葉を託しておけば、思いは花と共に永遠に生き続けるように錯覚する。そうやって人は花を愛でる言葉を遺し、死ぬなら花の下でと願ってきた。

花を見ながらこの一年のこと、これからの一年のことを一人で考えてみた。ちょっとグッとなった。


 と、柄にもなく文学少女したおばさんは続いてこちらへ参ります。

ハイ、しっかり拝んできました。向こうは本川(旧太田川)。この付近は柳田邦夫「空白の天気図」に詳しく書かれています。

南無観世音大菩薩。

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