「春」がお山を駆け上がる。 その２ （ 身延山 久遠寺 しだれ桜 ）

　「身延山　久遠寺」は、日蓮宗の総本山で、桜の時期を除けば本堂下の駐車場まで車で行けるのですが、春のこの時期、一般車は９：００～４：００まで通行禁止になり、「見延町総合文化会館」の駐車場（無料）に車を停めて、シャトルバス（往復４００円/１人）に乗り、門内商店街の下まで行きます。

　　　　　

　シャトルバスのガイドさんは、身延山で修行中の若いお坊様。総門をくぐる時には、
「南無妙法蓮華経」
と唱える指示をなさいます。ユーモアたっぷりのお坊様のお話を伺っているとあっという間にバス停に着きました。
　お店の建ち並ぶ商店街を抜けると「三門」前に出ます。

　　　　　
　　　　　間口２３ｍ、奥行９ｍ、高さ２１ｍの総けやき造りの「三門」

　　　　　
　　　　　三門横の桜は満開です。

　私たちは、三門を通り、「菩提梯（ぼだいてい）」と呼ばれる急な階段を上がって本堂に向かいましたが、足に自信のない方は、三門前から「乗合タクシー」で本堂下の駐車場まで行くことができるようでした。この石段は、高さが１０４ｍ、２８７段あり、本堂までまっすぐに上がって行くことになります。

　　　　　

　　　　　

　子供のころは難なく上がった階段ですが、しっかりした手すりにお世話になりながら、休み休み上がりました。（フーっ！）

　　　　　

　　　　　

　祖師堂前の樹齢４００年のしだれ桜、見事でした。


　　　　　

　仏殿前の樹齢４００年のしだれ桜、こちらも見事でした。


　　　　　
　　　　　高さ３８．２ｍの五重塔としだれ桜

　頂いた「桜ガイドマップ」のおすすめコースＢ（所要時間：２時間）にしたがって、「西谷支院周辺」のしだれ桜も見に行くことにしました。本堂裏からお山を見ると・・・。

　　　　　
　　　　　「春」がお山を駆け上がって行くよ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく