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ちょこっと散歩 その3 ( 稲葉家住宅 )

2014-01-15 07:20:17 | 富士の国 悠々紀行
 旧東海道は一里塚辺りで、右に折れているのですが、そのまま真っ直ぐ南側を見ると藁葺き屋根の家が見えます。「常盤家住宅」で説明をして下さった方から教えて頂いた「稲葉家住宅」です。


     
     稲葉家住宅 (富士市立富士川民俗資料館)


『稲葉家住宅 (富士市立富士川民俗資料館)

 ・構造    木造平屋建、入母屋造 茅葺
 ・建築面積  102.82平方メートル
 ・旧所在地  南松野(桑木野地区)

 「桑木野(かぎの)の大家」といわれた稲葉家は、桑木野地区の中心的家柄であった旧家です。稲葉家住宅の特徴は、右側の土間を設け、左側に各室を田の字に設ける「整形四間取り」の構成で、この形式の早期の例として、歴史的価値の高いものとされ、またその小屋組みの技法には、柱が直接梁を支える「折置組」と呼ばれる、古い形式の架構法が用いられています。 構造。技法と同家の沿革から、建築時期は、稲葉家初代源七郎の時代である、十八世紀前期と考えられ、富士市に現存する古民家では最古のものとなる可能性が高いと考えられています。    富士市教育員会』(案内看板より)


     
     楮を煮たという大きな樽が置かれています


             
             機織り機、ムシロなど懐かしいものが・・・。


     
     農機具も集められています


             
             富士川での漁に使ったという道具


     
     上段に氷を入れてつかったという冷蔵庫


             
             隣の蔵にも懐かしいお道具が集められています


     
     稲葉家より住宅と一緒に持ってきたという石仏


 「常盤家住宅」が小休本陣であったのに対して、「稲葉家住宅」は大きな農家のお宅、雰囲気の違いがよく分かる両家です。残念ながら、耐震の関係で、「稲葉家住宅」は、中に入っての見学はできないそうです。
 この日の歩行数は、14278歩、8.87kmでした。久し振りに伊能忠敬さんに褒められました。(私の万歩計は、これ!
いつになく歩き廻った私たちは、お昼ご飯が美味しくていっぱい食べてしまい・・・、夕ご飯はおうどんでした。
これで、ちょこっと散歩のお話はお終いです。お付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。お疲れ様。
「市内にもまだまだ行ったことのないところがあるね~。」
と二人で話しました。ただ歩くのは、身体に良いといってもなかなか難しいので、何かを見るという小さな目的を持つと全然苦にならないので、気まぐれに歩こうかと思っています。良いところがあったら教えてくださいね。


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