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五月の風に誘われて その2 ( 御射鹿池 )

2018-05-02 21:58:00 | 不思議紀行
 「白駒の池」の駐車場で次の行先「御射鹿池」をナビに入れると、直線距離では、6km位しかありません。意外に近いのかなと走り出すと・・・? クネクネと上がってきた山道(メルヘン街道 299号)をかなり下って、別の山道(湯みち街道 191号)をまた上がって行くと、整備された駐車場がありました。
途中で、山菜の天ぷら、きのこたっぷりの信州そばの遅い昼食を頂きました。
「御射鹿池」は、東山魁夷氏の「緑響く」のモチーフとして有名な池です。今回初めて案内看板を読んで知ったのですが、人工の池で酸性が強く魚が生息できないそうです。シャープのAQUOSのCMでも使用されていましたね。











「緑響く」の絵は、長野市の美術館で観たことがありますが、深い緑色が印象的な絵でした。「御射鹿池」は、風や光、木々によって刻々と表情を変える不思議な池でした。最初にこの池を見た時には拍子抜けするくらいただの池でしたが、ゆっくり見ていると静かな気持ちになり、その美しさに心惹かれるようになりました。この風景の中に白い馬としてご自身を描いた画家の気持ちもわかるような気がしました。



奥蓼科は、お花真盛り。


振り返ると、一日中見守ってくれていた八ヶ岳が綺麗でした。

 渋滞や混雑が苦手な私たちですが、のんびりとした一日を過ごすことができました。大好きなお菓子「くるみやまびこ」も買って、大満足の私でした。だんなさん、運転ありがとう~。

                                  お終い。