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甲州 花紀行 その2 ( 信玄公 命日の日の「恵林寺」 )

2014-04-16 06:01:34 | 不思議紀行
 覚悟はしていたものの、「恵林寺」は「信玄公の命日」ということで、春のお祭りの様相です。車は近くの小学校の校庭の臨時の駐車場に案内して頂きました。


『乾徳山 恵林寺

 恵林寺は1330年、夢窓国師のよって開かれ、戦国武将・武田信玄が菩提寺と定めた臨済宗妙心寺派の古刹である。後略』(頂いたパンフレットより)



     
     織田信長により全山焼かれた後、徳川家康によって、1606年に再建された四脚門(赤門)


     
     桜に包まれた参道


          
          水面を埋め尽くす花弁


     
     「安禅不須山水滅却心頭火自涼」という快川和尚の遺偈が掛けられている三門


『武田氏を滅ぼした織田軍は恵林寺に押し寄せ、潜伏保護されていた者達を引き渡すように快川和尚に命じたが拒否され、怒った信長が三門に快川和尚はじめ約百人僧侶らを封じ込め火を放った。天正十年(1582年)、快川和尚、壮絶な火定を遂げた際の一句である。』(頂いたパンフレットより)

     
     今は穏やかな春の日差しの中、桜に彩られ静かに建つ「三門」 


     
     開山堂


     
     仏舎利宝塔(納骨堂)


 本堂・お庭なども見学させて頂くことにしました。この日は、信玄公の法要が執り行われていました。 


     
     「風林火山」の書


     
     白砂の美しいお庭


     
     角を曲がると現れる風景


     
     音をたてずに歩けない「うぐいす廊下」


 この日は、信玄公の命日、私たちも、墓所にお参りさせて頂きました。近くには、家臣たちのお墓が並び、そのお隣には、徳川五代将軍綱吉の側近「柳沢吉保」が、正室定子と並んで眠っています。


     
     夢窓国師築庭の池泉回遊式庭園         


     
     障子のガラスの映る枝垂れ桜     


     
     松の木と白砂の美しい本堂
     

     
     振り返ると桜に彩られ、お祭りで賑わう「黒門」が見えました。     



  お寺紹介   乾徳山(けんとくさん)恵林寺  山梨県甲州市塩山小屋敷 2280
                    ☎ 0553-33-3011


 この日は賑やかでしたが、普段は山間の静かなお寺のようです。
残念ながら、よくパンフレットに載っている対面で模刻させたという等身大の「武田不動尊」を見逃してしまいました。次回は是非!

                                                  つづく

 ピカピカ?の社会人1年生の息子、車での通勤はまだ許されていないので、電車などを乗り継いで通勤しているのですが、今朝は、公共の交通機関はどれも動いていない時間に集合がかかり、研修で遠くに行くみたい・・・。歩いては無理なので、私が送って行くことに・・・。朝日に向かって息子を送って行きました。
朝一番のお日様は、元気リンリン! とても気持ちが良かったです。