久し振りに図書館で本をお借りしてきました。何冊かお借りした中から、迷った末、”帚木 蓬生 氏”の”風花病棟”を一番に詠むことにしました。
爽やかで暖かい日が射す病院の一室が表紙です。
10篇の短いお話が載っています。最初の”メディシン・マン”を読みながら、どんなドンデン返しが用意されているのかと・・・。あ~、頭が完全に少し前に読んでいた”京極 夏彦 氏”の”塗仏の宴”の「本末転倒」になってしまっていたようです。帚木氏は、現在も精神科のお医者様をなさっているということですが、お話の中で登場するお医者様は、男女を問わず、優しく、思いやりに満ちています。特に”かがやく”というお話は、私が、初めて読んだ、帚木氏の”閉鎖病棟”と同じように精神科の病棟に長く入院している人のお話ですが、優しいお医者様のさりげない暖かい気持ちが、心にしみるお話でした。
たぶん、帚木氏の小説だったと思うのですが、(曖昧な記憶で、すみません。)
”人は死んでも、生きている人間が覚えていてくれれば、本当に死んだことにはならない”みたいなことが書いてありました。この”風花病棟”を読んでいて、私は、何度もこのことを思いました。
爽やかで暖かい日が射す病院の一室が表紙です。
10篇の短いお話が載っています。最初の”メディシン・マン”を読みながら、どんなドンデン返しが用意されているのかと・・・。あ~、頭が完全に少し前に読んでいた”京極 夏彦 氏”の”塗仏の宴”の「本末転倒」になってしまっていたようです。帚木氏は、現在も精神科のお医者様をなさっているということですが、お話の中で登場するお医者様は、男女を問わず、優しく、思いやりに満ちています。特に”かがやく”というお話は、私が、初めて読んだ、帚木氏の”閉鎖病棟”と同じように精神科の病棟に長く入院している人のお話ですが、優しいお医者様のさりげない暖かい気持ちが、心にしみるお話でした。
たぶん、帚木氏の小説だったと思うのですが、(曖昧な記憶で、すみません。)
”人は死んでも、生きている人間が覚えていてくれれば、本当に死んだことにはならない”みたいなことが書いてありました。この”風花病棟”を読んでいて、私は、何度もこのことを思いました。