サンクチュアリ

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晴れた日に

2009-06-18 11:10:31 | 生き物紀行
 思わずノビをしたくなるほど、良いお天気だった昨日、なにやら大きな鳴き声に誘われて外に出てみると・・・。



   
   電線でおすまし? むくどりたち



   


   


 お隣のお宅のアンテナにもたくさんのムクドリたちが、とまっていました。
子供の頃、好きだった絵本に”椋鳥の夢”という本がありました。お母さんを亡くした子供の椋鳥が夢でお母さんに会い、次の朝起きてみると枯葉の上に白い雪が積もっている・・・。挿絵の椋鳥がとても可愛くて、切なくなってしまったことを覚えています。
 もう一つムクドリのお話を・・・。
中学の同級生のお気楽仲間の一人、Iちゃんは、私の従兄弟と結婚したので、私たちは、親戚でもあります。この父方の従兄弟は、大の動物好きです。数年前、その従兄弟が、会社帰りに、”ムクドリ”の赤ちゃん(怪我をして道端に落ちていたらしい)を拾ってきたそうです。二人で、動物病院に連れて行って手当てをしてもらいましたが、野生に戻せなくなってしまい、お家で飼うことになりました。”ピーチャン”と名付けて可愛がっていることは、知っていましたが、なあんとこの”ピーチャン”は、おしゃべりはする、お風呂には付いてくる、従兄弟と一緒に居眠りはする・・・、という結構笑える鳥に成長しました。
「まさか~?」
と疑う友人たちのために、Iちゃんは、ピーチャンがしゃべっているのを録音してきて、聞かせてくれました。
「いってらっしゃ~い。」
「おかえり~。」
「ピーチャン、お前汚いなあ~。」
極めつけは、
「ピッピッピーチャン、うんこったれ!」 (すみません、本当に言ってたのよ。)
口調は、Iちゃんにそっくり? みんなで大笑い!しました。
 ちなみに次に従兄弟が拾ってきたのは、”オオタカ”の赤ちゃん、こちらは、動物病院から林野庁に連絡、日本平動物園に没収されたとのことでした・・・。少し前には、”ハクビシン”(多分野生?)の赤ちゃんの写真を見せてくれました。
動物も好きな人の所には、集まって来るのね。