サンクチュアリ

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好きな本 (畠中 恵氏の 百万の手 )

2008-08-01 15:54:55 | 好きな本
 本好きのI葉さんと二人で、息子の通っていた高校の図書室のお手伝いに行ってきました。夏の前期補講も終わったようで、図書室は、閑散としていましたが、早々と登録を済ませた”ハリーポッター”シリーズの新作本は、もう、2セットとも誰かの手元に・・・。子供たちが、読みたいなあと思ったり、巷で話題の本などが、図書室に速攻で、並ぶことが、私のささやかな夢だったので、すごく嬉しいです。
誰も借りてなければ、こっそり借りようと思っていた”ホルモー六景”は、またまた、貸し出し中!どんな子が、借りてるのかなあ?

 先日、西図書館からお借りしてきた”畠中 恵 氏”の”百万の手”を読み終わりました。


   
   畠中 恵 氏   百万の手


 大好きな”しゃばけシリーズ”の畠中氏、初の現代小説、ファンタスティック・ミステリーの文字に惹かれてお借りしてきました。
主人公、夏貴くんは、中学生。不安定で、多感で、危うく、不思議に輝いている時期。物語は、少し?のところもありましたが、夏貴くんのお母さんの婚約者”東さん”の
「どんなに最もそうな意見があっても、他人の言葉を鵜呑みにするんじゃないぞ。人間なんだからな。誰かの頭を自分の脳みそ代わりにしては駄目だ!」
の言葉には、深く頷くことができました。とても魅力的な東さんですが、もし、映画化されるなら、画面に登場するともう目が離せなくなる”寺島 進さん”以外は考えられなかったです。

 長かっただんなさんの出張も、やっと・・・。明日、帰ってくるようです。良かった~。