片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

日本一の品質を誇る岩島麻の実態調査に行ってきた

2015年05月11日 | 子供時代の思い出
岩島麻が、背丈も高く素性が良く、一本の麻の茎から非常に繊細な長い繊維が取れることから、ずば抜けて日本一の品質であることがわかって、とても心強い思いがしました。そして加工技術が素晴らしく、麻挽きという最終工程には職人技の手仕事が必要なことも特産品とするための条件として素晴らしいと思いました。
しかし戦後GHQによる大麻認定から時間が止まってしまい、単なる技術伝承に留まった認可しか下りていないことはなんとも残念なことです。これでは岩島麻の戦後は終わりません。
何百年も栽培され、2反歩もあれば一家5人が一年間食べて行けるだけの高値で売れたといわれる岩島麻。麻で麻薬中毒になったなどということは聞いたこともない岩島麻。私は岩島麻の復興を必ず実現してみせるというと思いを、自らの志として持とうと心に誓った1日でした。
まずやることは麻の葉の毒性試験です。GHQに言われて70年毒性試験もしないまま規制してきた国に、改めて毒性試験を求めたいと思います。そして、もし毒性があるなら、毒を抜く新種改良をすればいいことだと思います。今のバイオテクノロジー技術であればたやすいことだろうと思います。
俄然やる気が出てきました!

私が郷里の物産に興味を持ったのは、都会から大勢の人を郷里にお連れしているうちに、麻に目を留められた人が何人かいらっしゃって、それからです。
情けないことに、心ある地元の方々が保存会を作ってまで守り抜くほどのものだとは、考えてもいませんでした。