美濃屋商店〈瓶詰の古本日誌〉

呑んだくれの下郎ながら本を読めるというだけでも、古本に感謝せざるを得ない。

詩三百を誦するも(論語)

2010年02月11日 | 瓶詰の古本

   子路 第十三

   子曰く、詩三百を誦するも、之に授くるに政(まつりごと)を以てして達せず、四方に使して専対する能はずんば、多しと雖も亦奚(なに)を以て為さん。

   孔子が曰はれるには、詩三百篇を暗誦してゐながら、これに政務を執らせても、一向に国を治めることが出来ず、四方の諸侯に使者として行つても、自分の計らひで応対することも出来ないなら、如何に多くの詩を暗誦してゐたところで、それが何にならう。

(「平易に解いた論語講話」 杉田篤)

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