美濃屋商店〈瓶詰の古本日誌〉

呑んだくれの下郎ながら本を読めるというだけでも、古本に感謝せざるを得ない。

凡百の哲理を唾棄し実利至上へ行き着いたニヒリズムにとって、言葉は舌先から放たれる撒き餌でしかない

2020年07月22日 | 瓶詰の古本

ニヒリズム【nihilism】(体)現実を否定し、いかなる権威をも認めず、いかなる法則をも信用しない考え方。虚無(きよむ)主義。「彼の――は少しも徹底(てつてい)していない」
(「例解国語辞典」)

 

ニヒリズム〈英語〉(名) 世の中でだいじに思われているものを、いっさいみとめず、社会のしきたりもまもらないという思想(し-そう)。
(「講談社国語辞典ジュニア版」)

 

ニヒリズム 虚無主義 ▽nihilism
(「プリンス国語辞典」)

 

ニヒリズム3【nihilism】(名)虚無主義。
(「明解国語辞典 改訂版」)

 

ニヒリズム3【nihilism】虚無主義。
(「新明解国語辞典」)

 

ニヒリズム【nihilism】〈名〉虚無きょむ主義。いっさいの社会的規範・信仰・道徳などを無価値なものとして否定する考えかた。 〔補足説明〕専制的資本主義社会における人間の絶望と無力を主張する考えかた。
(「学習百科大事典[アカデミア]国語辞典」)

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有識者の見解にあらためて結果を委ね部下の浅慮をたしなめる態で苦渋の決断を演出したら、さすがに食傷せざるを得ないだろう

2020年07月15日 | 瓶詰の古本

しょくしょお――しよう・――シヤウ【食傷】(体)①食あたりのこと。「食べ過ぎて――した」②食い飽きること、または物事が重なって飽きて来たことのたとえ。「毎日コロッケばかりで――した」「一日中音楽を聞かされたので、いささか――気味です」
(「例解国語辞典」)

 

しょくしょう【食傷】(名・動サ) あまり多すぎて、いやになること。◎同じものばかりもらって、食傷気味(-ぎ-み)です。
(「講談社国語辞典ジュニア版」)

 

しょくしょう〔食傷〕①たべものにあたって腹痛などをおこすこと。②食べあきること。③おなじことにいくどもあって、そのことにあきてしまうこと。
(「プリンス国語辞典」)

 

しょく しょお0【食傷】-ショウ(名・自サ)①しょくあたり。②ありふれて、いやになること。
(「明解国語辞典 改訂版」)

 

しょく しょう0-シヤウ【食傷】-する①食あたり。②同じ・食事(もの)の繰り返しで、いやになること。「――気味05」
(「新明解国語辞典」)

 

しょくしょう【食傷】〈名・する自サ変〉①食あたり。②食べあきること。③(②から)同じ事のくりかえしで変わりばえしないで、いやになること。「――気味ぎみ
(「学習百科大事典[アカデミア]国語辞典」)

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お客も時と場合によっては(異郷の金言)

2020年07月14日 | 瓶詰の古本

人は第一日はお客様、二日目は厄介者、三日目は悪病神。 (The first day a man is a guest, the second a burden, the third a pest,)

(「金言名句の泉 歐米篇」 村山勇三著)

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復活的解決法を見出すに足る叡智が人間に賦与されているかすら不明な苦難に乗じて黒闇の私意を満たそうとするのは、事あるごとに破局をよそへあてがう者である

2020年07月11日 | 瓶詰の古本

しい【私意】(体)①自分の考えや意見。私見。「この部分は――によって書き改めた」②物事をするにあたって自分の利益ばかりを考える心。私情をまじえた心。「公共のための仕事をやる時に――を差し挟むのはよくない」
(「例解国語辞典」)

 

しい【私意】(名) 自分ひとりの考え。
(「講談社国語辞典ジュニア版」)

 

しい〔私意〕①自分の意見。私見。②不公平な心。私心。
(「プリンス国語辞典」)

 

しい1【私意】(名)①自分ひとりの考え。②不公平な意見。
(「明解国語辞典 改訂版」)

 

しい1【私意】①個人的な(感情を交えた)考え。②自分の都合を優先する、公正でない心。
(「新明解国語辞典」)

 

しい【私意】〈名〉①自分だけの考え。=私見。②なにかするとき、自分ひとりだけの利益を考える心。=私心
(「学習百科大事典[アカデミア]国語辞典」)

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根拠の定かならぬ奇跡的僥倖に乗じて我こそ有能な(傑出)リーダーであるなどと見得を切るような頓珍漢はさすがにいない

2020年07月02日 | 瓶詰の古本

むてかつりゅう【無手勝流】①戦わずに勝つ-こと(流儀)。②特別の手段を考えずに事に当たるやり方。……
(「実用新国語辞典」)

 

むてかつりゅう【無手勝流】①戦わないで勝つ方法・流儀。②自分勝手の流儀。……
(「新修広辞典」)

 

むてかつりゅう〔無手勝流〕①戦わずに策略を用いて勝つこと。また、その方法。②自分勝手な方法。……
(「和英併用机上辞典」)

 

むてかつ りゅう【無手勝流】((塚原卜伝(ぼくでん)の故事から))戦わないで、はかりごとを用いて勝つ・こと(流儀)。卜伝流。
(「新国語辞典」)

 

むてかつりゅう【無手勝流】――リウ 剣法家塚原卜伝(つかはらぼくでん)の故事から、技(わざ)をたたかわせないで、策略で相手を負かす方法 ……
(「新総合国語辞典」)

 

Mutekatsu-ryū(-リウ)[無手勝流]卜傳流の異稱。【塚原卜傳が琵琶湖上矢走の渡の舟中にて、同舟の武術修業者に眞劔仕合を挑(イド)まれ、計を以てこれを湖上の小洲にあざむきのぼせ、そこにおきすてて其血気をいましめたりといふ故事に出づ】
(「ABC-びき日本辭典」)

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